文学部人間学科では、2011年度から8番目の専修として「社会福祉専修」を設置いたします。このほど、社会福祉専修の社会福祉士養成カリキュラムが、厚生労働省及び文部科学省の定める基準に適合しているとの確認を、両省より得ました。
2011年度の新入生から社会福祉専修に所属して、所定の科目を修めれば、4年生の時に実施される社会福祉士国家試験の受験資格を取得できるようになり、国家試験に合格すれば卒業時に「社会福祉士」の国家資格を取得できます。
社会福祉専修は、文学部の他の専修と同じように、2年生から専修に所属して専門科目を履修しますが、各年次20名の定員を設けます。
社会福祉士の仕事は、福祉に関する「相談援助」です。これは、個人の努力だけでは解決できない生活問題を抱えた人の相談を受け、それを解決するための方法を考える仕事です。福祉の仕事として紹介されることが多い「介護福祉士」は、利用者の食事や入浴、排泄の介助などを行いますが、社会福祉士の仕事はこれとは異なります。高齢者、障害者、母子家庭等の福祉に関する相談に応じ、助言や指導、福祉サービスを提供するだけではなく、医師その他の保健医療サービス者との連絡及び調整その他の援助や成年後見制度の後見人としても活動することが期待されています。
卒業後の進路としては、都道府県や市町村の福祉事務所・社会福祉協議会職員、福祉行政を担当する地方公務員、大病院の医療ソーシャルワーカー、特別養護老人ホームや障害者支援施設のソーシャルワーカーなどを想定しています。
他専修と同様に2年次から専修に所属して、専修専門科目を履修しますが、社会福祉専修は各年次20名の定員を設けます。専修選抜方法は、筆記試験と面接試験になる予定で、1年生後期の開始時(9月)に行います。ただし、社会福祉士国家試験を受験しない学生も考慮して、社会福祉専修に所属しても受験資格と関係する科目を修得しなくても卒業できる制度とします。
社会福祉専修に24科目を設置します。ただし、社会福祉士国家試験受験資格取得を希望する学生は、24科目を全て修得した上で、以下の科目を文学部共通専門選択科目及び自由選択で修得しないと資格取得ができません。また24科目のうち、演習・実習関係の9科目は、社会福祉専修の学生以外は履修できませんので、他専修に所属している学生は社会福祉士国家試験受験資格を取得することはできません。
| 科目名 | 学年 | 必修選択 | 他専修履修 |
| 相談援助演習Ⅰ | 2 | 必修 | 不可 |
| 相談援助演習Ⅱ | 3 | 必修 | 不可 |
| 相談援助演習Ⅲ | 3 | 必修 | 不可 |
| 相談援助演習Ⅳ | 3 | 必修 | 不可 |
| 相談援助演習Ⅴ | 4 | 必修 | 不可 |
| 相談援助の基盤と専門職Ⅰ | 2 | 必修 | 可 |
| 相談援助の基盤と専門職Ⅱ | 2 | 必修 | 可 |
| 相談援助の理論と方法Ⅰ | 2 | 必修 | 可 |
| 相談援助の理論と方法Ⅱ | 2 | 必修 | 可 |
| 相談援助の理論と方法Ⅲ | 3 | 選択 | 可 |
| 相談援助の理論と方法Ⅳ | 3 | 選択 | 可 |
| 相談援助実習指導Ⅰ | 3 | 必修 | 不可 |
| 相談援助実習指導Ⅱ | 4 | 選択 | 不可 |
| 相談援助実習指導Ⅲ | 4 | 選択 | 不可 |
| 相談援助実習 | 4 | 選択 | 不可 |
| 福祉行財政と福祉計画 | 2 | 選択 | 可 |
| 社会保障Ⅰ | 2 | 選択 | 可 |
| 社会保障Ⅱ | 2 | 選択 | 可 |
| 福祉サービスの組織と経営 | 2 | 選択 | 可 |
| 低所得者に対する支援と生活保護制度 | 4 | 選択 | 可 |
| 保険医療サービス | 4 | 選択 | 可 |
| 権利擁護と成年後見制度 | 4 | 選択 | 可 |
| 高齢者福祉論Ⅰ | 3 | 選択 | 可 |
| 高齢者福祉論Ⅱ | 3 | 選択 | 可 |
| 科目名 | 学年 | 必修選択 | 他専修履修 |
| 社会理論と社会システム | 1 | 選択 | 可 |
| 科目名 | 学年 | 必修選択 | 他専修履修 |
| 社会調査の基礎 | 2 | 選択 | 可 |
| 社会福祉概論Ⅰ | 2 | 選択 | 可 |
| 社会福祉概論Ⅱ | 2 | 選択 | 可 |
| 地域福祉論Ⅰ | 3 | 選択 | 可 |
| 地域福祉論Ⅱ | 3 | 選択 | 可 |
| 児童福祉論Ⅰ | 3 | 選択 | 可 |
| 児童福祉論Ⅱ | 3 | 選択 | 可 |
| 障害者福祉論Ⅰ | 3 | 選択 | 可 |
| 障害者福祉論Ⅱ | 3 | 選択 | 可 |
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