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「友情で創った留学」  若井 扶美枝さん

経済学部経済学科35期 若井 扶美枝
中国・香港大学(交換留学)

私が留学を目指したきっかけは中学校時代に遡ります。私のクラス担任の先生が英語の先生で、英語の授業では世界各国からネイティブの友人を招いて、ディベートや電話の練習をしたりしました。その中で、英語を使って世界中の人とコミュニケーションがとれることに感動し、将来はもっと多くの人と友情を結びたいと思ったのがきっかけです。

経済学部へ入学した後、交換留学生として留学することを目標として、大学生活のスタートを切りました。私の勉強方法はといいますと、少し特殊かも知れませんが、インターナショナルプログラムを履修し、毎日英語に触れる環境に身を置きました。長期休暇には同じように留学を目指す友人と3人で、毎日大学に通い共に勉強しました。私が皆さんにおすすめする勉強方法は、目標を共有する仲間と一緒に勉強することです。自分ひとりで勉強を決意して持続させることは、難しいことだと思います。しかし、友達との約束なら破れません。私はこの方法で春休みの2か月のうち、一ヶ月間友人と勉強することでぐんとITPスコアを伸ばすことができました。結果として、3人全員が留学を実現することができ、一人はガーナ、一人はニュージーランド、そして私は香港に留学することができました。今でもその2人とは常に励まし合いながら、様々なことにお互い挑戦し、そして成長できていると思います。今隣にいる友人でも、授業で知り合った友達でも構いません。友人と競い合い、励まし合いながら勉強してみてください。学力が上がるだけでなく、きっといい友情も生まれると思います。

香港留学中に一番心に残っていることは、前期の台湾人ルームメイトとの思い出です。香港に着いた当初、日常会話はできても、英語で自分の意見を伝える場面に遭遇すると、躊躇してしまう私に対して彼女は「言いたいことは英語のネイティブの私が理解するから、あなたは英語で話すことにトライすることが大事よ」と言ってくれました。この一言で心が軽くなり、どれほど助けられたか、言葉にできないほど感謝しています。間違ってもいいから自分の意見を言う勇気を彼女からもらいました。その後も彼女とは食事をしたり、遊びに出かけたり、泣きながら悩みを語り合ったり、共に様々な経験をしました。彼女は前期で留学を終え、お別れの時、空港でこう言ってくれました。「寮の環境がひどくて、いろいろ嫌な思いもしたけど、ふみえと一緒だったから香港留学がいい思い出になったよ」と。その時、彼女には助けてもらってばかりだったけど、こんな私でも彼女の心に何か残すことができたのだと自信を持つことができました。私の留学で得た最も大きな成果は一生涯付き合っていきたい親友を作ることができたことだと、胸を張って言うことができます。

就職活動の際、このような経験を語ることは少なくありません。しかし、留学そのものが面接で高評価を得るわけではありません。留学を経験した人は意外にも非常に多く、企業が聞きたいことは「なんで香港を選んだのか」、「何がきっかけで留学を志したのか」、「留学での一番の成果は」と、留学を通して学生がどのように考え、どう成長したのかを見ているように感じます。ですから、日ごろから「何のため」という問い掛けを自分に対してすることが大事です。「何のために留学するのか?」ある人は「語学力の向上」と答えるかもしれません。では、「何のために語学力を向上させたいのか」、「日本ではなくて留学してその目標を達成しようとする理由は?」など、「どうして」を繰り返すことで、留学に対する思いが深まり、目的のはっきりした留学にすることができると思います。

現在私は5年生ですが、5年生であることを面接官に問われたことは一度もありません。2年時に留学すること、3年時に留学すること、それぞれメリット、デメリットがあると思いますが、よく考えた上で自分にはどちらで留学するほうがいいのか考えることをお勧めします。2年生での留学のメリットは4年卒業が可能。3年生での留学のメリットは、専門科目を日本で履修してからの留学なので、より深い学問を留学中に勉強できることでしょうか。

私がポイントとしたことは、3つ、
①目標を共有する仲間と共に勉強すること
②何のための留学か、目的をはっきりさせること
③自分にとっていつ留学するのがよいか、プランを考える
になります。

留学は10人いればみんな違った留学経験を持っています、こうでなければならないなんてことはありません。留学を考えている皆さんに「勝負の決め手は執念と粘り、悔いを残すな!諦めない人が最後の勝利者」との創立者の言葉を贈ります。それぞれの夢の実現のために、最後まで希望を持って、諦めずに頑張りましょう!

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