卒業生紹介

挑戦し抜く中に、未来が創造される
 谷口 和寛さん | 株式会社リクルート勤務

1、大学時代の学び

⼤学時代は、法学部での学びやマラヤ⼤学への留学、後輩の就職支援をするグループなどの活動を通じて、様々な人と関わり、自身と向き合いながら挑戦し続けた学生生活でした。その中で、私が最も学んだことは「挑戦し抜く」ことの重要性です。きっかけとなったのは、入学式で創立者からいただいた「挑戦し抜く中に、偉大な未来が創造される」というメッセージでした。私にとっての挑戦とは、何事にも当事者意識をもち、最後の最後まで最善の努力をし抜くことです。この心構えをどんな時も胸に持ち、行動し続けたことが私の誇りとなっています。現在もそのままこの姿勢を貫いており、社会においても重要なことだと実感しています。
また、当時の仲間とは今でも交流が続いており、それも大きな財産のひとつです。創価大学は多様な経験の機会に満ちた場であり、挑戦するための環境が整っています。そのおかげで気兼ねなく挑戦し、大きく成長できたことに感謝しています。

2、現在の仕事

現在は、社内の様々な立場の方と協働し、人材領域の商品の企画・開発を推進して行く役割を担っています。
リクルートには「私たちは、新しい価値の創造を通じ社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す」という経営理念があり、その実現のため、さまざまなサービスを提供しています。これらのサービスに共通しているのは、企業が提供するさまざまなサービスや商品群と個人のニーズを結びつけるマッチングビジネスであるということです。こうした企業と個人のマッチングを促進することで、各業界の進化に貢献できると考えています。各業界の進化こそが、個人の不自由・不便といった「不」の解消に繋がるのです。

3、法学部の学びと仕事の関係

ビジネスは、答えのない問いとそこに向かう問題解決の繰り返しです。思考のパターンとして「もともとの趣旨に立ち返る」「それを説得的にアウトプットする」という思考技術や、「そもそも座学が全ての仕事に当てはまるものではない」と事象に合わせて自分の頭で考える癖は、法律を学ぶ上での「解釈」を考える中でついたのではないかと思います。

谷口 和寛 Kazuhiro Taniguchi

  • 法学部法律学科 2018年卒業
    勤務先:株式会社リクルート