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2016年06月15日

教育学部でグローバルセミナーが開催されました

 教育学部のグローバルセミナーが、6月1日(水)、アメリカ・ニューヨークのイェシーバー大学准教授のエドワード・ホフマン博士を講師に迎え、教育学部棟B102教室で開催されました。
 エドワード・ホフマン博士は、ポジティブ心理学の“父”と呼ばれるエイブラハム・マズローの心理学研究の第一人者であり、今回の来日では東大をはじめ多くの大学で講演をされています。

 当日のセミナーでは、「至高体験:比較文化の一視点」とのテーマで、マズローが提唱した、大きな幸福や歓喜の瞬間を指す「至高体験」について、自己実現のためにきわめて重要なこととして紹介。さらに比較文化の観点から、ホフマン博士が過去10年間にわたり、日本を含むアジア、南北アメリカ、ヨーロッパのさまざまな国において調査してきた結果、どの国においても、あらゆる至高体験のうち、対人的な喜びが最もよく起こりうるタイプであるとわかったことなどが語られました。

 セミナーには、教育学部を中心に100名近くの学生や教員が参加し、講演後の質疑応答では、「将来、教師になった際、至高体験の少ない児童生徒に対し、どのように対応すべきか」「至高体験と同様に、ネガティブな体験が人生に及ぼす影響は?」等、ホフマン博士の調査結果を通し、教育やカウンセリングといった分野、そして人生において個人の幸福感を高めることについて活発な議論が行われました。

 なお、教育学部のグローバルセミナーは、5月18日に行われたドイツ・ライプツィヒ大学のバーバラ・ドリンク教授(演題「ライプツィヒ大学の教員養成における教育学の授業科目群」)、5月24日に行われたカナダ・ゲルフ・ハンバー大学のポール・シャーマン教授(演題「哲学を通した幸福・調和の推進と世界市民性」)の講演に続き、本年度3回目となりました。