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2016年07月05日

金融ワークショップ(経営学部・法学部連携)がスタート

 本学経営学部と法学部が連携して行う「ビジネス&ロー・ワークショップ(実践型の産学連携プログラム)」の一環として、本年4月から「金融ワークショップ」が開始しました。

 本ワークショップでは、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、日本証券業協会、損害保険協会、生命保険協会といった金融業会のエキスパートが指導する選抜40名のプロジェクト型授業です。両学部の学生は、業界実務に係る課題をグループで調査・検討し、その結果をチーム提案として発表します。また、グループワークを通して、世界や日本の金融機関において活躍するために必要な法的資質や経営分析の手法等を身につけます。

 第1回から第3回の授業では、三井住友銀行の鮫島夏洋氏と三宅仁司氏により、グローバル戦略およびプロジェクトファイナンスに関するワークショップが行われました。発電プロジェクトをケーススタディとして、主要リスクとリスクヘッジ・ミティゲーションの方法についてディスカッションを交えながら、リスク分析手法、プロジェクトファイナンスにおけるレバレッジ等について学びました。

 第4回から第6回の授業では、三菱UFJ信託銀行の正岡利之氏と長尾智幸氏が講師を務めました。受託財産業務の概要および資産運用の流れ、運用理論の基礎知識の講義に続いて、「年金ポートフォリオの考え方」と題したグループワークを通して、実際にポートフォリオ(資産の組み合わせ)を作成しました。

 今後も、日本証券業協会、損害保険協会、生命保険協会からのエキスパートを交えて、ビジネスを通じて社会が抱える問題解決のための議論と提案を行っていきます。

 参加した学生からは次のような声が寄せられました。

●三井住友銀行とのワークショップ
「銀行が行う業務は主に、国内における個人や法人向けの資金の貸付だと思っていたのですが、国外に向けてのビジネスや融資などを積極的に行っていることを知り驚きました。日本でのビジネス手法ではなく、それぞれの国に順応したやり方で展開してこそグローバル化への一歩であることを教わりました」(経営学部3年)

「グループで課題に取り組み、講師の方とワークをする中で、競合他社と差をつけるために新たなビジネスモデルを考えることや迅速かつ利益につながる成果を得なくてはいけないことなど、働くことの厳しさを知ることができ、刺激を受けました」(法学部3年)

●三菱UFJ信託銀行とのワークショップ
「自分たちでポートフォリオを組む中で、あらゆる情報を集め、いろいろなリスクを想定することが必要だと学びました。お客様の要望に応えつつ、将来リターンがしっかりと返ってくるポートフォリオを作るには様々な知識を習得する必要があると感じました」(経営学部3年)

「お客様のニーズをもとに国内外の先の先を見越して複数のシナリオを設けて、それに発生確率を出し、収益を予想してポートフォリオを組むといった、綿密な計画が重要であると感じました。こういったワークショップを通して、金融が人の財産や生活を支えているかを知ることができてよかったです」(法学部3年)