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第7回創価大学FD・GPフォーラムを開催しました

2009.12.13

 12月12日(土)、13日(日)の両日、第7回創価大学FDフォーラムが「学士課程教育の拡充と重層的なFD活動」をテーマに開催されました。 教育・学習活動支援センター(CETL)開設10周年にあたる本年、CETLがFD推進役として果たしてきた役割を総括し、次の20周年に向けた展望を考える機会となりました。また平成21年度「大学教育・学生支援事業推進プログラム【テーマA】に「初年次・導入教育を支える学習支援体制整備」が採択され、新しい取り組みも始まっています。

12月12日(土)FDフォーラム 13:00-16:45
 創価大学FDフォーラム全体会がS201教室で開催されました。創価大学副学長・全学FD委員会委員長である馬場善久教授の開会挨拶に続き、基調講演では立教学院本部調査役寺﨑昌男氏を講師に迎え「学士課程教育の新段階と私大教員の使命」と題して講演を行い、160名を超える学内外の参加者が熱心に耳を傾けました。
 寺﨑氏は1)中教審答申を通して、肯定できる論点として「大衆化」の肯定、「市場原理」の批判と「協同・連携」、財政上の改善要求などを総括 2)グローバル水準と目標設定の必要性等、強まる「成果」への期待について 3)今後の中長期的な大学教育の在り方「大学の本質」について 4)FDの「定義」について述べられ、すでに行っているFDの「発見」から始めることで、多様で自然な活動が可能であると述べられました。
 また、「SD(Staff Development)が「夜明け」を迎えるために」をテーマに「大学リテラシー」を提案し、1)大学の特性研究 2)アイデンティティーの共有 3)政策研究 の在り方が述べられ、その中で「自校教育」の必要性を訴えられました。
 最後に私立大学の果たした役割と教員の使命について論じられ、すべては学生の「利益」のためにあることを強調されました。
 パネルトークでは「創価大学の組織的FD活動10年のあゆみ」をテーマに、名城大学副学長池田輝政氏をコメンテーターにお迎えし、馬場善久創価大学副学長、坂本辰朗教育学部長、関田一彦教育・学習活動支援センター長が、教員の意識変革や授業方法の改善等の活動について活発な議論を展開しました。

12月13日(日)GPフォーラム 9:50-16:30
 120名の学内外の参加者があり、第1部では、「八王子未来学の取り組みより」をテーマに「八王子の大学間連携について」東京工業高等専門学校長水谷惟恭氏から八王子未来学の事例紹介があり、八王子未来学の構築を目指した大学・市民・行政からなる大学連携と実践活動の高度化「八王子未来学とKOSEN FD」の活動が報告されました。
 基調講演では「大学間連携を進める共同FD活動について」文部科学省高等教育局大学改革推進室長今泉柔剛氏がご講演をされ、1)FD活動の現状 2)FDに関する制度改正と現状の課題 3)FDに関して大学に期待される取組について 4)FDに関して国によって行われるべき支援について 5)大学間連携を通じた質の保証 6)大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム等、「学士力確保と教育力向上プログラム」の必要性について論及されました。
 第2部では「現代GPの取り組みより」をテーマに、勅使河原可海工学部教授が「学生が協調的に作問可能なWBTシステムICTを活用した自律的学習の推進」を紹介され、実績報告として「Collab Testの活用と今後の展開」について、高木正則工学部助教がCollab Testの概要と今後の展開・課題について報告をしました。続いて、基調講演「持続可能なe-learning活用の組織的知識マネージメントとFD」について、教育システム情報学会会長岡本敏雄氏がご講演をされ、創価大学の「ICTを活用した教授・学習」の推進の成果として1)着実な教育実践と組織的運営 2)きめ細かいコンテンツの開発 3)長期的視野に立った取り組みについて述べられました。また、E-learningとLD(Learning Design)の統合、教育活動に含まれる学習活動や支援活動の構造を定める点など、多くの示唆を含んだご講演となりました。最後に、パネルトーク「ICTを活用した教育の展望」をテーマに千歳科学技術大学教授小松川浩氏、帝塚山大学教授中嶋航一氏、九州工業大学講師大西淑雅氏、佐賀大学教授穗屋下茂氏、石橋博道創価大学情報システム部課長、コーディネータの望月雅光経営学部准教授が情報通信技術を活用した教育の展望について、会場の参加者とともに活発な意見交換が交わされ、教育・研究改善に向けた情報の共有化が図られました。


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