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ウズベキスタン駐日大使一行が来学

2010.02.02

 2月2日(火)、中央アジア・ウズベキスタン共和国大使館のハミドゥラ・カラマトフ大使ら一行が本学を訪問し、大詩人ナワイーの生誕日の2月9日を記念し献花を行いました。
 
 15世紀の中央アジアで活躍した大詩人であるアリシェール・ナワイー(1441年~1501年)は、ウズベク文学の祖とされ、世界的に広く知られています。ナワイーは幼少時より詩に親しみ、青年期には最高の教育を受け、大臣として政治に携わる傍ら、数多くの不朽の文学的名作を残しました。ナワイーは中央アジアのゲーテとも称され、トルストイ、ユーゴ、プーシキンなど世界的偉人に並ぶ詩人として高く評価されています。またナワイーは、文学的功績だけではなく、教育や福祉においても絶大な貢献を為しており、各地に橋や隊商宿、学校を建設し、住民のための減税に力を尽くしました。さらに学芸保護のために私有財産を投じるとともに慈善活動を行い、蓄財を一切残さなかったとも言われています。しかし、ナワイーは民衆の多くの尊敬を集める一方、卑劣な嫉妬の讒言に苦しめられました。それゆえ、彼は、迫害の人生に裏付けられた正義の信念の言葉を数多く残しています。

 ウズベキスタンと創価大学の交流は,創立者池田先生の設立構想を受けて、1989年にウズベキスタンの芸術学研究所と学術交流協定を締結したことに端を発します。その後、本学創立者へ同国の国立美術大学、国立芸術大学から名誉教授号が授与され、「オアシス都市」ナワイー市から名誉市民賞を授賞。2004年3月、カリモフ大統領より本学にナワイー像が寄贈されました。

 創立者池田先生は、ウズベキスタンの歴代大使との会見や名誉教授号授与式等さまざまな機会に、ナワイーの人生について述べ、中央アジアの英知の言葉を紹介してきました。
 「ナワイーは詩人であるのみならず、重税や飢餓、紛争に苦しむ民衆のために献身し、教育、福祉にも尽力した哲人指導者でもありました。それは偉大な詩人の証です。月でも仰ぎながら安閑として詩に興じるのでは寂しい。彼はうたっています。『安穏な生活より、悩み多き人生の方が良い。苦しみを知らないことこそが、真の悲劇である』『自身の人生に、意味を与えよ。自らの願いは、自らの力で勝ち取るのだ』」、「ナワイーは理想の指導者の姿を、このように力強く謳い上げました。『太陽の様に、国中を照らす人であれ!公明正大においては、永遠の春のごとくあれ!悪人に対しては、稲妻のごとくあれ!』私も桂冠詩人として、この魂の叫びに、心から共鳴を抱いた一人であります」と。
 
 同大使は「創立者・池田博士の精神はナワイーの思想と深く響き合っています。池田博士の言葉は、ナワイーがそうであったように、人々の幸福のための力を与えるものです」などと語りました。

 なお、今回の献花の模様は、2月9日にウズベキスタンのテレビで放送される予定です。

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