2010.06.08
6月8日(火)、中国・寧波大学から、創立者池田大作先生に「名誉教授称号」が、同大学女子学院から香峯子夫人に「名誉院長」が授与されました。これは、創立者の世界平和と日中友好への尽力、及び女性を尊重し、早くから女性運動を支援してきた夫妻の功績を讃え贈られたものです。授与式には、同大学の馮志敏副学長、周江華・海運学院執行院長、蒋剛毅・情報化学エンジニア学院院長、陳玉涓・外事処処長、汪娓娓・教員らが出席し、本学の山本学長、田代理事長、石井短大学長らとともに、学生の代表が歓迎しました。
寧波大学が立つ寧波市は、かつて遣隋使・遣唐使などの入港地となった日本ゆかりの港湾都市で世界最古級の稲作文化とされる河姆渡遺跡を有し、文明の起点としての歴史薫る地です。近年においては「貨物取扱量」で世界一を記録(2009年)。全長36キロの世界最長の海上橋「杭州湾海上大橋」も開通(2008年)し、世界に広がる貿易と経済の一大拠点として目覚ましい発展を遂げています。さらに、中国における「最も幸福観を有する都市」に選出(2009年)されており、市民の生活の満足度が極めて高い“幸福都市”です。多彩な魅力に富んだ天地にあって、世界の海運王と称された包玉剛氏の支援で1986年に創立されたのが寧波大学です。開学前には、鄧小平副総理によって「寧波大学」の題字が揮毫されました。商学、法学、教育学のほかに、海運学、科学技術学、医学、芸術学、体育学など全19学部を備え、生命尊厳の模範の女性教育を推進する「女子学院」も設置されています。特に科学の面においては、国家重点実験室、教育部重点実験室に指定されている高水準の研究施設を完備し、国家の最高研究機関「中国科学院」の院士である一級の教授陣も教壇に立ちます。さらに、学術研究も盛んで、アメリカ、ドイツなど各国の70校以上との協定を結んでおり「実事求是、経世致用」(事実に基づき真理を求め、世の実用に役立つ人に)との校訓のもと、世界に貢献する人材を育成しています。
馮副学長は授与の辞で「本学の学長である聶秋華教授の委託を受け、私は大学を代表し、池田大作先生を寧波大学の名誉教授として、香峯子夫人を寧波大学女子学院名誉院長として、真心を込めて招聘申し上げるものであります。池田先生は、著名なる宗教活動家であり、思想家、世界平和活動家、中国人民の古き良き友人であります。先生は長きにわたり、中日両国人民の友好の増進に尽力し、中日国交正常化を提唱されました。中国の周恩来、鄧小平、江沢民、胡錦濤ら国家指導者との関係が大変に深く、世界平和や中日関係の着実な発展をともに模索してこられました。そして中日関係の改善と発展、中日人民の友好のために大きく貢献してこられました。さらに世界平和の使者、中日友好の橋として、池田先生は、世界平和と人類の幸福の理念を叫び、実践し、世界各国の平和を愛する人々から尊敬と敬愛を受けておられます。また、池田先生は著名な教育者であり、作家、桂冠詩人、写真家、世界的な文化人であられます。これまで国際問題、文化、教育界の傑出した人物と対話を進め、アーノルド・トインビー博士、ブライアン・ウィルソン博士、金庸博士らとの対談集は、今日の世界に非常に大きな影響を与えています。先生はハーバード大学やモスクワ大学、北京大学等、世界で最も権威ある最高学府や研究機構で講演され、人類文化、教育、社会、生態、文明、持続可能な発展という重要な思想を論じられました。そして、世界の高等教育機関から、280以上もの名誉学術称号を受章されています。その中には北京大学、復旦大学、浙江大学、清華大学、中山大学などの中国の大学も名を連ねています。そしてわが寧波大学は、光栄にも290番目となる名誉学術称号を授与させていただくことになりました。私たちは、中日両国の青年や女性が、ともに手を携えて、池田先生の平和理念と思想を模範とし、この21世紀に美しき未来を創造しゆくことを、心から希望するものです」とスピーチしました。
また同日、創大と寧波大学との学術交流の調印式が行われ、本学の学術交流は44カ国・地域120大学となりました。
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