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台湾芸術大学から創立者に名誉教授称号授与

2010.07.02


 7月2日(金)、台湾芸術大学から、創立者池田大作先生に「名誉教授」称号が授与されました。これは、創立者が地球規模の文化交流によって推進している世界平和への貢献を讃え贈られたものです。授与式には、同大学の黄光男学長、郭秋燕学長夫人、国際交流センターの宋璽徳主任らが出席し、本学の山本学長、田代理事長、石井短大学長らとともに、創大生、台湾からの留学生の代表が歓迎しました。

 台湾芸術大学は1955年に「中華文化・芸術復興の沃土たれ」との指針のもと創立され、現在は文化・芸術界をリードする、台湾最高峰の総合芸術大学に発展しています。台北県板橋市に広がるキャンパスでは、美術、デザイン、放送、表現美術、仁文の5学部があり、5000人の学生が学んでいます。術と徳を兼ね備え、校訓である「真善美」を追求する芸術専門家の人材の輩出を目標としています。また、教育指導の特色として、人文思惟(人文的思考)と創意発想(創造性)、理論の探求と実務の演習訓練、台湾と世界、前衛と伝統、創造と産業、理論と実践を共に重視し、その全面的な発展を教育指導方針としています。
 卒業生には、世界的に著名な映画監督をはじめ、優れた音楽家、画家、俳優、デザイナーなどを数多く輩出しています。
 黄学長は、台北市立美術館や歴史博物館の館長などを歴任。現代水墨画の第一人者であり、美術史家として台湾芸術界を代表する人物です。

 黄学長は授与の辞で「池田先生は文化の促進をもって、世界平和を推進する当代の模範であります。幼稚園から大学にいたる一貫教育の環境を創設し、平和、社会貢献、世界市民の意識などの概念と理想を学生たちに教え、育成してきました。このことから、池田先生が”人間性豊かな社会の繁栄は、人間主義の教育という基礎の上に築かれる”との認識に立脚されていることをうかがい知ることができます。また、池田先生は、学術・研究機関を設立され、文化の相違や様々な境界を超えた地球規模の協力を推進し、芸術交流を通して、相互理解と友誼のために尽力しておられます。池田先生の非凡さは、並々ならぬ人生の練磨と、不断の自我の思索と向上によって育まれてきたといえましょう。第2次世界大戦を経験し、戦争による殺戮と破壊、その無知と愚かさを体験したことが、終生にわたり平和を希求し、人類の衝突を無くすための果敢なる行動の原点となったのです。池田先生の根幹となっているのは、すなわち”生命こそ最も尊貴な存在である”との思想であります。世界平和は、体制の変革や社会の改革によってなされるものではなく、一人ひとりの心の変革から始まる―これこそが、平和の実現と人類の幸福の鍵であると深く確信されています。池田先生の文化交流、ならびに教育と平和への貢献は、すでに世界的に賞讃され、重視されています。世界平和と文化・教育の交流のため、これまでに50を超える国・地域を訪問しています。各国の指導者と対話し、人類の直面する課題への挑戦と解決の道を、広範かつ深く探求してこられました。また、海外の多くの大学で講演をされ、教育・文化・平和の道に言及しています。その内容は、講演する地域の文化や風俗、習慣、歴史的背景について焦点を当て、幅広い知識と深遠な洞察力を示しています。こうした点からも、人間主義に立脚した池田先生の英知をうかがい知ることができるのであります」などとスピーチしました。

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