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マレーシア 国立マラヤ大学から創立者へ名誉人文学博士号 

2010.08.02

 8月2日(現地時間)、マレーシア国立マラヤ大学から、創立者池田大作先生に「名誉人文学博士号」が授与されました。これは、創立者が文化によって世界の人々を結び、平和と幸福の世界構築のために尽力してきた貢献を讃え贈られたものです。授与式は、首都クアラルンプールのマラヤ大学総長ホールで挙行され、同大学博士課程の卒業式の席上行われました。第9代国王を務め、現在ペラ州国王のスルタン・アズラン・シャー総長、同州皇太子のラジャ・ナズリン・シャー総長補、シティ・ノルマ・ヤコブ総長補、アーシャッド・アユブ理事長、ガウス・ジャスモン副総長をはじめ、各界を代表する来賓、教職員、学生ら1900人が出席しました。

 多民族・多文化のマレーシア。15世紀を中心に、この地に栄えたマラッカ王朝時代には80以上の言語が飛び交い、世界から多くの商人が訪れました。1905年、マラヤ大学は、この異なる文化が出合う文明の十字路に、医学校として誕生しました。“人類のために”---校訓に込められたマラヤ大学の理念は、いかなる文化、民族であっても、人間を尊び、人間を結ぶこと。この崇高なる精神とともに、同大学はマレーシアの発展を力強く支え、アジアを代表する名門として成長してきました。現在、医学部をはじめ、法学部、教育学部、工学部など12学部を擁し、110万坪の広大な敷地に、2万5000人の英才たちが学び、異文化交流の伝統が脈打つキャンパスには、78カ国からの留学生が在籍しています。交流大学は、イギリスのオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、アメリカのカリフォルニア大学アーバン校、中国の北京大学、清華大学など全世界の第一級の学府に及びます。出身者は、マハティール元首相、アブドゥラ前首相、国立銀行総裁などが名を連ねます。

 ガウス・ジャスモン副総長は推挙の辞で「現代世界において、人類の行く末に影響を与える多くの重要な分野で、有意義な貢献をなす人物を見出すのは稀なことです。この人物は、豊富な作品を著した文筆家であり、文学者、詩人、写真家、思想家、哲学者であり、学者、教育者、社会活動家、平和への情熱あふれる闘士でもあります。この人物には、シェークスピアによる次の偉大なる言葉が相応しいと思われます。『荒廃をもたらす戦によって、彫像は引き倒され、石工が汗して作った砦を争乱が根こそぎ壊すが、君の思い出を記したこの記録は生き続け、軍神マルスの剣も、凶暴な戦火も焼き払えはしまい。死神に立ち向かい、向こう見ずな敵にあらがい、君は堂々と歩み続け、世界の終末にいたるまで生き延びている子孫の目には、君を称賛する詩句が映ることだろう』その人物こそ、平和と文化と教育の推進に尽力する創価学会インタナショナル会長の池田大作博士なのであります。池田氏は、かつて、ご自身の主義主張を問われた時、『平和主義であり、文化主義であり、教育主義です。その根底は人間主義です』と答えております。また、世界芸術文化アカデミーの『桂冠詩人』称号、世界詩歌協会の『世界桂冠詩人』賞を受章した詩人でもある池田氏は次のように謳い上げています。『大空よりも大きなものがある。それは私の生命である。大海原よりも深いものがある。それはあなたの生命である』『平和は遠くにあるのではない。一人の人を大切にすることだ。お母さんを泣かせないことだ』」との紹介の後、平和・文化・教育での創立者の業績に触れ、マレーシアをはじめ世界中に友好を築いた行動に言及。最後に「社会の構造改革だけでなく、むしろ、個々の生命や心という内面の自発的な変革が恒久平和と人類の幸福の鍵であるとの理念が、池田氏の中心的思想であり、氏はこれを『人間革命』とよんでいます。この思想は『平和の21世紀』へと変革し、混乱する世界に再び秩序をもたらし、人類から『悲惨』の二字を取り除くための極めて重要な要素であることが、池田氏の著作である小説『人間革命』の次の一節に明確に表現されています。『一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする』と。世界中の賢者は、この見解に賛同し、社会を変革し、人類の繁栄を確保するためには、人間自身の変革が必要であることを確信しています。この人間革命の運動が、人間主義と平和の世紀を拓き、人類の偉大なる未来の追求に斬新な方向性を提供していくものと、私どもは、深く信じております。このように、池田大作氏は、その行動と思想が常に、多くの世界の人々に影響を与え続けている卓越した人物であります。こうした人格と思想、業績を鑑み、『名誉人文学博士』に、池田大作氏を推挙するとともに、スルタン・アズラン・シャー総長からの学位記の授与を、謹んでお願い申し上げます」とスピーチしました。

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