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『創価教育学体系』発刊80周年記念講演会が開催されました

2010.11.15

 11月15日(月)、『創価教育学体系』(牧口常三郎著)発刊80周年を記念し、「創価教育学講義」の授業の一環として、山室信一氏(京都大学人文科学研究所教授)を講師に招き、「郷土を世界に拓く―牧口常三郎の空間学的視圏とその現代的意義」をテーマに講演会が開催されました。

 牧口常三郎先生は、小学校の校長として長年教育に携わる中で、「教育の目的は価値創造にある。教育とは子供の幸福のためにある」との理念を持つに至り、それを昭和5(1930)年『創価教育学体系』(第1巻)に結実させました。

 山室氏は約500名の学生に対し、「牧口空間学の3つの環」、「『活知』としての牧口空間学=豊穣なる可能性を今にいかに『拓く』のか」、「価値と科学の地盤としての『郷土』=『生活世界』」、「4つの空間層とその繋がり=跨境のもつ意義」、「生きるチカラを生むもの」などについて講演されました。

 参加した学生からは、「今まで牧口先生の生涯を学ぶ機会はありましたが、このように『人生地理学』に焦点をあて、中でも『郷土』という点から価値論を学ぶことができ、大変勉強になりました。世界に対して責任を持てることが世界市民につながること、また、創造するためには、想像することが大切であり、そのために学ぶことが不可欠であるという点に、とても感動し、さらに勉学に挑戦していきたいと思います」、「現在、教育実習で5年生の社会を教えながら、いろいろなことを考えていますが、一つの答えを見いだせたように思います。学び抜いていきます」、「人との交流の中で社会が生まれる、人とのかかわりの中で価値を生み出す、ということを『交際』ということばで表されていたところに感動しました」、「目からウロコでした。地理学(空間)が、こんなに深いものとは思いませんでした。地理学と価値創造のつながりが知れてよかったです」、「社会の苦手な私は郷土科と聞くだけで拒絶反応が出ていましたが、今日の講演をきき、すべての根本となる郷土科について勉強し、実践していきたいと思います」等、多くの感想が寄せられました。

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