2010.11.21
11月21日(日)、マサチューセッツ大学ボストン校から、創立者池田大作先生に「名誉人文学博士号」が授与されました。これは、創立者の世界平和と全民衆の幸福への貢献を讃え贈られたものです。なお、今回の受章で、世界の大学・学術機関からの名誉学術称号の受章は300となりました。授与式は、東京都内で挙行され、キース・モトリー学長夫妻、ウィンストン・ラングリー学事長、ウンスーク・ヒュン学事長補佐が出席し、創立者夫妻、山本学長、田代理事長、アメリカ創価大学のハブキ学長らが歓迎しました。
本年(2010年)、イギリス紙「タイムズ」が発表した世界の大学ランキングで56位に選ばれたマサチューセッツ大学。「奉仕のための教育」をモットーに掲げるマサチューセッツ大学ボストン校には教養学、経営学、看護・保健科学、地域公共サービス学、理数学、教育・人間開発学の各学部と、ジョン・W・マコーマック行政大学院があります。学部生1万1000人、大学院生4000人が学びます。全米屈指の都市大学として知られ、地域と一体で発展を続け、キャンパスには、年間で13万人の市民が訪れます。同校はボストン唯一の公立大学であり、1964年の創立時には多くの苦労を伴いました。しかし、教職員それぞれが「奉仕」の精神を誇りとし、最高の教育を提供し、学生とともに地域貢献に励み、街づくりに力を注いでいきました。その結果、州の支援のもと、異例の低学費を維持できるようになり、奨学金も充実。“誰もが通える大学”へと発展しました。今、140カ国から学生が集い、キャンパスでは90の言語が飛び交います。
モトリー学長は授章の辞で「啓発に満ちた仏教指導者であり、平和の建設者、著作家、教育者、そして人類向上のためのグローバル機関の創立者であられる池田大作氏。貴殿は、世界平和は社会、あるいは構造的改革のみならず、自発的な個人の変革によって実現されると信じておられます。貴殿の著作は、幾つかの国の大学の授業でも採用されており、貴殿の思想を中心に研究を進める20以上の機関が、世界に存在しております。何より貴殿ご自身の言葉こそが、貴殿の意義深き影響力を最も顕著に表しております。すなわち、『人の気持ちがわからない人は、本当のリーダーにはなれない』。さらに『悲しみと苦痛が、自分という大地を耕してくれる。そこから“人を幸福にしたい”という美しい心の華が咲くのです』と。マサチューセッツ大学ボストン校の多くの学生は、貴殿の苦闘に関する次の一節に勇気づけられることでしょう。『順風満帆に見える人よりも、厳しき試練に勇敢に挑み、粘り強く悪戦苦闘した青年のほうが、後になって光る。強くなる。はるかに偉大な歴史を残していけるのだ』貴殿の仏教理念へのたゆまぬ献身と、その人生と構想が他者への啓発の源とされていることを顕彰し、2010年6月4日(の卒業式で)、池田大作氏への『名誉人文学博士号』の授与を発表し、本日、11月21日、その学位記をお渡しできることを、誠に光栄に存じます」とスピーチしました。
なお、一行は午前に創価大学を訪れ、プリンス・マーシー・ジャズ・オーケストラの演奏などで学生の代表が歓迎。本学本部棟で学術交流協定の調印式が行われ、これで創価大学の交流校は45カ国・地域123大学となりました。
山本学長は「本学創立者・池田大作先生に対する、世界の大学・学術機関からの名誉学術称号の授与が実に300を数えるに至りました。授与の大学は世界の五大陸におよんでいます。大学の名誉学位は、その大学にとって最高の栄誉であり、大学が見識と存在をかけて、人選し授与するものであります。
創立者には青春時代の体験から、『絶対に戦争を起こしてはならない』との強い思いがあります。それが平和行動の原点となっています。この平和社会と人類の未来のためへの行動と軌跡が、世界からの顕彰として現われていると実感します。この歴史的偉業に、我々は心から敬意を表するとともに、新たな『平和・文化・教育の世紀』を創出するため、これからも創立者から大いに学び、行動してまいりたい」と述べました。