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2016年02月29日

マレーシア・プトラ大学で、「SATREPS」共同研究の協定を締結しました

環境・エネルギー・自然災害など、国際社会が共同で課題解決に取り組む「※地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」に、昨年(2015年)5月、本学理工学部・戸田龍樹教授の「熱帯水産資源の持続可能な循環管理型生産システムの研究開発」が採択されました。2019年度まで国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)より支援を受け、国内外の大学および研究機関と共同で研究に取り組むプロジェクトです。

共同研究の開始にあたって、2月29日(月)に、マレーシア・プトラ大学で協定を結ぶ調印式が行われ、本学から研究代表者である戸田教授をはじめ、馬場善久学長、秋谷芳英大学事務局長らが出席。マレーシアからマレーシア・プトラ大学、マレーシア・トレンガヌ大学、セランゴール大学の教職員らが参加しました。また、マレーシア日本大使館参事官や国際協力機構(JICA)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、マレーシア政府高官等、多くの関係者が列席しての調印式となりました。

本研究では、生物多様性の高い熱帯地域に位置するマレーシアにおいて、高付加価値物質を生産可能な微細藻類の屋外大量培養技術の確立を目指し、現地で探索した有用藻類と成長促進作用を持つ天然物質を利用した新たな培養技術を研究開発します。

地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)は、文部科学省・外務省の支援のもと、科学技術振興機構(JST)と国際協力機構(JICA)が連携して実施する事業です。 開発途上国のニーズをもとに、地球規模課題の解決および科学技術水準の向上につながる新たな知見を獲得すること を目的としています。 また、その国際共同研究を通じて、開発途上国の自立的研究開発能力の向上と課題解決に資する持続的活動基盤の構築を図ります。

ページ公開日:2016年02月29日