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2016年06月14日

本学に日本の大学で初となる「ロシアセンター」が開設しました

ロシアの文化や言語、芸術等の普及を推進する「ロシアセンター」が、本学に開設されました。6月11日(土)、本学文系C棟で開所式を行い、ロシア大使館のドミトリー・ビリテーフスキー公使、セルゲイ・マーリン参事官(本学留学経験者)、ロシア連邦交流庁在日代表部のコンスタンチン・ヴィノグラドフ部長、ロシア民族友好大学のエヴゲーニー・マルティネンコ国際局長、ウラジミール・ツヴィク人文社会学部長らをはじめ、約100名の本学教職員および学生、国内外の関係者が参加しました。
同センターは、本学がロシア大統領令によって2007年に設立された非営利団体である「ルースキー・ミール基金」と2015年8月に締結した協定に基づき、日本の大学として初めて開設される運びとなりました。開設にあたり、本学文学部のステラ・シバコーバ教授がセンター長に就任しました。このセンターは本学の他、タイ・チュラロンコン大学、イタリア・ミラノ国立大学、スペイン・グラナダ大学など100を超える大学にあります。

開所式では、本学の馬場善久学長が挨拶にたち、「本学は、1975年にモスクワ大学と交流協定を締結しました。90年には文学部にロシア語を学ぶコースを開設するなど、これまでにロシアの交流大学は10大学に広がり、500名をこえる学生が留学等で交流を重ねてきました。今回の開設を機に、さらにロシアと本学の交流が推進されていくと信じております」と語りました。続いて、ロシア民族友好大学のマルティネンコ国際局長、ロシア大使館のビリテーフスキー公使が同センターを通じた相互交流への期待を述べました。
また、ソビエト連邦初代大統領のミハイル・S・ゴルバチョフ氏から、「これまで創価大学からロシアの専門家が続々と輩出され、両国の絆を強めることに貢献しています。創価大学のロシアセンターが、今後も露日の友好の輪を広げ、深めていってくれることを期待しています」との祝辞が寄せられました。

開所式に参加した女子学生は、「ロシアセンターに800冊を超える書籍等が配置され、大変嬉しく思います。ロシアへの留学中に図書館で学んだ本もあり、今後もここでロシアの言語や文学等を学んでいきます。他大学の友人にも案内し、多くの方に活用いただきたいです」と語りました。
ページ公開日:2016年06月14日