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2016年08月25日

実践型の金融ワークショップを開講しました!

法学部では、「ビジネス&ロー・ワークショップⅢ(実践型の産学連携プロジェクト)」として「金融ワークショップ」を前期に開講しました!

この授業では、金融業界のエキスパートを招聘してワークショップを行ないました。 三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、日本証券業協会、損害保険協会、生命保険協会の第一線で活躍するエキスパートが指導する選抜40名のプロジェクト型授業です。

学生は、業界実務に係る課題をグループで調査・検討し、その結果をチーム提案として発表します。グループワークを通して世界や日本の金融機関において活躍するために必要な法的資質や経営分析の手法等を身に付けることができました!

第1回から第3回の授業では、三井住友銀行の担当講師・鮫島夏洋氏と三宅仁司氏により、グローバル戦略およびプロジェクトファイナンスに関するワークショップが行われました。発電プロジェクトをケーススタディーとして、主要リスクとリスクヘッジ・ミティゲーションの仕方について学生たちといっしょに考えながら、リスク分析手法、プロジェクトファイナンスにおけるレバレッジ等について学びました。
第4回から第6回の授業では、三菱UFJ信託銀行の担当講師・正岡利之氏と長尾智幸氏から、受託財産業務の概要および資産運用の流れ、運用理論の基礎知識を教わり、「年金ポートフォリオの考え方」についてグループワークを行ない、パソコンを使って実際にポートフォリオ(資産の組み合わせ)の作成を行ないました。
その後も、日本証券業協会、損害保険協会、生命保険協会からのエキスパートを交えて、ビジネスを通じて社会が抱える問題解決のための議論と提案を行いました!
 
  • 学生からは、三井住友銀行とのワークショップに参加して、 「今回のワークショップで銀行が海外でどのようにビジネス展開しているのか具体的に学ぶことができ、非常に有意義でした。プロジェクトファイナンスでは、確りとリスクをコントロールしていることがわかり、とても面白さを感じました。」(法学部3年)
  • 「グループ課題に取り組み、講師の方とワークをする中で、競合他社と差をつけるために新たなビジネスモデルを考えることや迅速かつ利益につながる成果を得なくてはいけないことなど、働くことの厳しさを知ることができ、刺激を受けました。」(法学部3年)

などの声がありました。
  • 三菱UFJ信託銀行とのワークショップを経験した学生からは、 「ビジネスの資金運用には明確かつ論理的な根拠が必用であり、お客様のニーズに応えるため、事前の説明責任を果たすことがとても重要であるということを学びました。未熟な1人の学生に対し、懇切丁寧に、ご講義また、質疑応答をしてくだり、心より感謝をしております。」(法学部3年)
  • 「ワークショップを通して、資産運用としての株式及び債券投資信託について、非常に興味を持つきっかけとなりました。ケーススタディーでは、自分たちで、現在そして将来における世界、日本や諸外国それぞれの経済状況を分析し、依頼人の意向に即しつつ、リスク分散により効率的な投資収益を得る投資比率を考えていく中で、投資信託の実務の基礎を理解することができました。また、グループで作成したポートフォリオをフィードバックした際に、さらに多角的な分析の視点を教わる中で、ベストな投資比率を導き出すことの難しさも学びました。」(法学部3年)
  • 「実務では、お客様のニーズをもとに国内外の先の先を見越して複数のシナリオを設けて、それに発生確率を出し、収益を予想してポートフォリオを組むといった、緻密に計算されたものを作らなければ仕事として成り立たないのだと感じました。こういったワークを通して、金融がいかに人の財産や生活を支えているかを知ることができてよかったです。」(法学部3年)

などの声がありました。
皆さんも、法学部で、世界と日本の金融機関において活躍するための力を身に付けませんか!
 
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ページ公開日:2016年08月25日
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