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2016年08月31日

第7回日中韓ユース・フォーラムに本学学生が10名参加しました

第7回日中韓ユース・フォーラムが8月26日から31日まで福岡で開催され、日本人40名(この内、10名が本学学生)、中国人20名、韓国人20名の合計80名の学生が参加しました。このユース・フォーラムは、日中韓3ヵ国の国連協会のイニシアティブによって、2010年に初めて開催されました。以来、毎年3ヵ国を巡回しながら、未来を担う若者達の相互理解促進、人材育成とネットワーク構築を通じ、長期的なパートナーシップの形成と世界のための東アジアの協力関係を目指しています。
 
ユース・フォーラムでは、①世界の重要課題に関する関連会議をシミュレートする模擬国連 ②グローバル・ガバナンスにおける国連と東アジアの役割についてのシンポジウム ③文化・伝統を共用する3ヵ国の大学生の知的交流の3つのプログラムが行われました。

今回のフォーラムは、開催国である日本の国連協会と学生事務局が準備し、本学経営学部2年の永峰正一さんは、学生事務局総長を務め、前回大会終了後より、フォーラムの企画・運営にあたりました。永峰さんは、フォーラムを終えて「日中韓の青年が集まり、3ヵ国が抱える問題について、率直な意見を互いに尊敬の念をもって議論することができました。グループ・ワークや文化交流のプログラムなどを通じて、青年同士が深い友情を築くことができたことを嬉しく思います」と述べました。

フォーラムに参加した内田みゆきさん(法学部・4年)は、「“東アジアの安定した平和構築”のためには、どのように方策をとるべきなのかといった議題を通じて、互いの歴史認識の違いに直面しました。歩み寄る姿勢が大事だと実感しました。プログラム以外の時間では、同年代の友人として、様々なことを語り合いました」と感想を述べました。  
また、戸口光一さん(国際教養学部・2年)は、「日本と韓国、日本と中国など課題を抱える両国が、自国の主張のみを強く訴えるのではなく、双方の主張を理解し、解決策を見出していく必要があると感じました。参加していた各国の学生の意識の高さに大変刺激を受け、勉強への意欲がさらに高まりました。文化交流の時間は、日本の出し物を企画し、ソーラン節などを披露し、盛り上がりました。中国、韓国の出し物も素晴らしかったです」と語りました。
ページ公開日:2016年08月31日