日本政府がケニア共和国にて、8月27日～28日にわたって開催した第6回アフリカ開発会議（TICAD VI）の公式サイドイベント「日本・アフリカ学生イノベーターズ・エクスポ」に、本学から佐藤幸恵さん（文学部4年）が参加し、最優秀の発表者に贈られる「Grand Award」に輝きました。
本エクスポは、アフリカでの「質の高い教育」や「食糧安全保障」、「女性のエンパワーメント」など、2015年に国連が採択した「持続可能な開発目標」（SDGs）の目標の達成に向け、アフリカの発展に貢献できるビジネスアイデアを日本・ケニアの学生が英語で提言するものです。

日本からは9大学10名が参加し、佐藤さんは「A Special Class of Japanese Culture in Africa (日本の伝統文化を生かした特別授業をアフリカの教育へ)」と題して発表。アフリカと日本の学生が協力して、日本の伝統文化である折り紙やそろばんをアフリカの教育現場に導入し、児童・生徒の理数系科目の到達度向上を目指すプロジェクトを提案しました。

「Grand Award」を受賞した佐藤さんは、「これまでの大学での様々な学びや経験が全て繋がり、一つのプロジェクトになりました。大学の先生方や友人、家族など、支えてくださった方への感謝の思いでいっぱいです」と述べました。