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2016年08月04日

米国国務省主催の「地球環境問題に関する学生リーダー養成研修」に本学学生が参加

米国国務省がスポンサーとなり、モンタナ大学が主催する「地球環境問題に関する学生リーダー養成研修」に本学経済学部4年の市川美佐子さんが日本代表4名の1人として参加しました。
本研修は学部生を対象とし、各コミュニティーで変化を起すプロジェクトのリーダーを輩出することを目的として実施されています。6月29日から8月4日の5週間にわたり、モンタナ、テキサス、ワシントンD.C.で開催され、日本のほかブラジル、中国、ロシア、インドから各国4名が参加しました。

モンタナとテキサスでは、リーダーシップの基礎・エネルギー・水・資源利用・食糧・気候変動のテーマを草の根活動、市民運動、環境倫理、政府の方針や政策など様々な角度から講義がありました。さらに、プロジェクトリーダーにとって必要な経験を積むことを目的に、世界が抱える環境問題の解決策を他国の学生代表と議論する研修が実施されました。ワシントン D.C.では、国務省でのミーティングや交流会が行われ、将来に繋がるネットワーク作りの場が与えられ、机上での学びだけでなく、それらが社会でどのように活かされているかを学ぶためのフィールドワークやNPO・企業・政府・教育機関への訪問等が行なわれました。

市川さんは、今回のアメリカでの研修を振り返り、「多種多様な価値観を持つ人たち共に、世界が抱える問題解決に取り組む経験をしたいと考え、研修に参加しました。その中で、互いの個性を認め合い、いかに発展的にグループで協力して解決策を導き出すことができるかが、最も重要であったと思います。また、今回の研修に参加する前に、インドとカリブ地域に留学し、途上国と先進国の経験を通して、自身の視野が大きく広がったと感じています。これから世界の問題と向き合い、よりよい社会や世界、そして未来を作る責任のある私たちにとって、有意義な研修となりました。今回の学びをこれからの学生生活にいかし、自身の成長に繋げていきます」と語りました。
ページ公開日:2016年08月04日