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2016年09月26日

創大生が内閣府国際交流事業でドミニカ共和国、ラオス、リトアニアを訪問

平成28年度内閣府国際青年育成交流事業の航空機派遣(9月9日から26日)参加青年として、ドミニカ共和国に宮地未樹さん(法学部2年・GCP6期生)、ラオス人民民主共和国に田中慶太さん(経済学部2年・GCP6期生)、リトアニア共和国に塩田貴子さん(法学部2年・GCP6期生)が派遣されました。帰国後、交流事業の一環としてこれらの3カ国を含む6カ国から招へいされた青年たちとの国際青年交流会議に参加しました。
 
内閣府国際青年育成交流事業は、日本と諸外国の青年との交流を通じて、相互の友好と理解を促進し、国際的視野を広げ、国際協調の精神の涵養と国際協力の実践力を向上し、国際社会でリーダーシップを発揮できる青年を育成することを目的としています。平成28年度(第23回)事業では、ドミニカ共和国、ラオス人民民主共和国、リトアニア共和国の3カ国にそれぞれ14 人の日本人青年が派遣されました。

<ドミニカ共和国>
ドミニカ共和国では、大統領表敬訪問、青年大臣表敬訪問、日本人移住地訪問、ホームステイ、JICA事務所訪問や、サント・ドミンゴ自治大学の学生とのディスカッション合宿などが行われました。
参加した宮地さんは次のように語っています。「大統領と懇談させていただいた際に最も重要だと感じたのは、ドミニカ共和国の良さを残しながら経済発展を進めていくことの大切さです。ディスカッション合宿では、活発に議論に参加する現地学生の姿勢に刺激を受けました。私は将来、開発途上国の発展に携わりたいと思っています。今回一緒に参加した青年派遣団のかたがたは皆、とても優秀で、彼らとの交流の中で、自分のこれからの人生について、たくさんの手がかりを見つけることができました。」

<ラオス人民民主共和国>
ラオスでは、ビエンチャン市長表敬訪問、ルアンパバーン市長表敬訪問、ホームステイ、ディスカッション合宿、JICA事務所視察などがおこなわれました。
参加した田中さんは次のように語っています。「1年生の時にGCPのフィールドリサーチ研修でフィリピンを訪れた際、現地でしか経験できない驚きや発見があることを実感し、世界をもっと自分の目で見てみたい、と思ったことがこのプログラムに応募したきっかけです。ラオスの街はとても清潔で、治安もよく、いわゆる途上国のイメージとはまったく異なるものでした。私は開発経済学を専攻しており、実際に開発の現場を見ることができたことは非常に有意義な経験でした。今後の勉学や留学で活かしていきたいと思います。」

<リトアニア共和国>
リトアニアでは、国会議長表敬訪問、政府青年局訪問、杉原千畝記念館訪問、ディスカッション合宿、ホームステイ、伝統文化交流などが行われました。
参加した塩田さんは次のように語っています。「大学1年生の時にUN Women主催の国際女性デーシンポジウムで白石和子外務省女性・人権人道担当大使(前リトアニア大使)の講演を聞いて以来、ずっとリトアニアに興味を持っていました。リトアニアでは大統領や国会議長など重要なポストに女性が就いており、青年の育成や政治参加促進に力を入れています。日本も女性や若者がより活躍できる社会を目指しているので、学べる点がたくさんあると感じました。現地青年との交流を通して感じたのは、二国間の友好には、一人ひとりと対話し、相手国への理解を深めることが欠かせない、ということです。リトアニアについては事前にさまざま調べていましたが、訪問して初めて知ったことも多く、さらなる学びへの意欲がかきたてられました。」
ページ公開日:2016年09月26日