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2016年10月03日

創価大学つばさ保育所 開所記念講演会を開催

創価大学つばさ保育所 開所記念講演会を開催

創価大学つばさ保育所の開所記念講演会が開催されました。
本学男女共同参画推進センターが主催する創価大学つばさ保育所の開所記念講演会が、9月22日(木)17時より中央教育棟 AE555教室にて開催され、学生、教員約50名が参加しました。
講演会の様子
今回の講演会は、9月1日にオープンしました「創価大学つばさ保育所」の開所記念講演会として開催しました。講演に先立ち花見常幸センター長から、スライドを使って、創価大学つばさ保育所の概要が報告されました。八王子市長をお招きした開所式の模様に加え、保育所の子供たちがキャンパス内を散歩している様子の写真を大学ホームページにアップしたところ、本年最高数となる、「いいね」が寄せられたことも、伝えられました。
講師には、東京大学の学内保育所の運営にも携わってこられた、東京大学 大学院総合文化研究科の瀬地山 角(せちやま かく)教授を迎え「大学で保育所を経営してわかったこと―男女共同参画社会のいまとこれから―」とのテーマのもとでご講演いただきました。

講演会では、当初、人気のなかった東京大学の保育所にNPO法人東大駒場保育の会を組織し、父母の意見を取り入れる運営を開始することで、自然に恵まれた駒場の環境を活かした新しい保育所に建て直す事ができた過程のお話しをいただきました。その中で、現代の待機児童問題の解決のあり方についても触れられました。また、具体的なTVのCMを示されながら日本社会に根強く残る男女の役割に関する固定観念の存在を指摘し、仕事も家事についてもお互いが助け合い協力し合っていくべきであると述べられました。最後に男女共同参画とは、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる社会であると強調し、女性と男性が共に活躍できる新しい社会を構築しようと呼びかけられ講演を締めくくられました。その後の質疑応答では、参加者との活発な意見交換がおこなわれました。
ページ公開日:2016年10月03日