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2016年11月22日

沖縄県浦添市で「勇気の証言—ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」が開幕しました

ナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺の歴史を振り返り、平和と人権について考える「勇気の証言—ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」の沖縄展が11月22日、沖縄県の浦添市民体育館で開幕しました。
この展示会は、1994年から2007年に全国73会場を巡回した「勇気の証言—アンネ・フランクとホロコースト展」に続くもので、本学と国際的な人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」の共催によるものです。昨年10月に東京芸術劇場(東京都豊島区)をスタートに、広島展、創価大学展、北海道展、福井展、青森展とこれまで全6会場で開催してきました。
今回の沖縄展では、大使館をはじめとした15団体からの後援、9団体からの特別協力等のもと、25点の物品・101点のパネル等を集めての展示会となりました。

展示は「ホロコーストの歴史」、「アンネ・フランクと杉原千畝の選択」、「私からはじまる『人権』」の3章立てとなっています。ホロコーストの歴史と、外務省の指示に反して約6,000人のユダヤ人らに日本通過を許可する「命のビザ」を発行した日本人外交官・杉原千畝、そして、「アンネの日記」の著者であるユダヤ人の少女アンネ・フランクの生涯を紹介するもの。30歳のヒトラーがユダヤ人排除の計画概要を記したサイン入り書簡のレプリカや、ユダヤ人一家が保管していた「杉原ビザ」と渡航関連品などの貴重な資料が公開されています。
同日午前に行われたオープニングには約200名の来賓が出席しました。初めに、同展の実行委員会を代表して本学の馬場善久学長が挨拶に立ち、「すべての人の尊厳が守られる世界を構築するため、20世紀の惨劇であるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の教訓から学び、それぞれの場所で自らが勇気の行動を起こす一助になればと思います」と述べました。サイモン・ウィーゼンタール・センターのエーブラハム・クーパー副所長の挨拶に続いて、沖縄科学技術大学院大学のジョナサン・ドーファン学長、大学コンソーシアム沖縄の瀬名波榮喜代表理事より挨拶がありました。

沖縄展の概要は下記の通りです。

■「勇気の証言 — ホロコースト展」
【開館時間】11月22日~27日 10:00~20:00
【会場】 浦添市民体育館1F武道場(沖縄県浦添市仲間1丁目13番1号)
【主催】 「勇気の証言─ホロコースト展」実行委員会
【共催】 創価大学、サイモン・ウィーゼンタール・センター
【後援】 フランス大使館、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、
    イスラエル大使館、オランダ王国大使館、リトアニア共和国大使館、
    オランダ王国大使館、ポーランド共和国大使館、アメリカ大使館、
    駐日欧州連合代表部、国連広報センター、NPO杉原千畝命のビザ、
    沖縄県ユネスコ協会、沖縄県教育委員会、那覇市教育委員会、
    浦添市教育委員会、宜野湾市教育委員会
【特別協力】沖縄テレビ放送、琉球放送、琉球朝日放送、沖縄ケーブルネットワーク、
      沖縄タイムス社、琉球新報社、ラジオ沖縄、FM沖縄、FM21
【協力】 創価学会平和委員会
【問い合わせ先】 同展 実行委員会事務局(創価大学企画広報課)
【Eメール】:publicrelation@soka.ac.jp
【ウェブサイト】:http://www.soka.ac.jp/campuslife/holocaust/
ページ公開日:2016年11月22日