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2016年12月16日

本学理工学部・丸田晋策ゼミが八王子特産米を使用した米粉パンを地元製パン会社と共同開発しました

大学コンソーシアム八王子が実施する「学生企画事業補助金」の採択事業として、本学理工学部の丸田晋策ゼミが八王子市の製パン会社「カフェ・ド・ハルン」と共同で、八王子特産米の高月清流米の米粉を使用したパンを開発しました。

同事業は、加盟大学等の学生が八王子を舞台に様々な事業を企画・運営することを目的に毎年募集しており、採択された事業には補助金が支給されます。今年は8大学20団体の応募の中から、丸田ゼミの「八王子特産米を使った加工食品による地域活性化」の事業計画が採択され、今回の米粉パンの共同開発に至りました。

丸田ゼミでは、八王子で生産される特産米の「高月清流米」を地域活性化に生かそうと、石川農園から提供された高月清流米を使用し、八王子市の製パン会社「カフェ・ド・ハルン」と連携したプロジェクトを企画。くず米を米粉に加工した「八王子特産米の米粉パン」を共同開発し、製品化が実現しました。12月から、「カフェ・ド・ハルン」の店舗で米粉パンの販売を開始しています。
また、12月4日に開かれた「第8回大学コンソーシアム八王子学生発表会」の産業提案部門で、同事業が優秀賞を受賞しました。

プロジェクトリーダーを務める舘ひろみさん(工学部・3年)は、「地域の活性化に貢献できることはないかと思案していたところ、八王子特産米の高月清流米を知りました。パンの需要が高まっていることから、八王子の生産農園および製パン業者と提携し、八王子特産米のくず米を用いて米粉パンを作ることで、6次産業化・地産地消を目指した事業を計画しました。高月清流米を生産している農園、そして製パン業者を探して直接交渉を行いました。米の製粉化・米粉パンの開発・販売まで、カフェ・ド・ハルンの担当者と指導教員にサポートを受けながら、自分たちの力で製品化ができました。より多くの方々に米粉パンを知ってもらえるよう、広報に努めてまいります」と語りました。
ページ公開日:2016年12月16日