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2017年03月18日

第43回創価大学・第31回創価女子短期大学卒業式を挙行

3月18日(土)、第43回創価大学卒業式が本学の池田記念講堂で、第31回創価女子短期大学卒業式が中央教育棟ディスカバリーホールで盛大に挙行されました。式典には、タイ王国タマサート大学のノーラニット・セータブット評議会議長が出席し、卒業生の門出を祝いました。
式典では、田中亮平副学長の開式の辞に続き、田代康則理事長が創立者からのメッセージを紹介。続いて、大学院博士後期課程の7名に「博士」、法科大学院修了者20名に「法務博士(専門職)」、大学院博士前期・修士課程の88名に「修士」、教職大学院修了者18名に「教職修士(専門職)」、学部の1,641名と通信教育部の389名に「学士」、短大生244名に「短期大学士」の学位記が授与され、海外10カ国・地域からの37名に別科の修了証書、文学部の中国語ダブル・ディグリーコースの修了者11名に中国・北京語言大学の「学士号」、英語ダブル・ディグリーコースの修了者4名にイギリス・バッキンガム大学の「学士号」が贈られました。
 第43回創価大学卒業式
第43回創価大学卒業式
その後、海外の著名な機関からの賞が代表に授与。「インド・創価池田女子大学世界友情賞」が高木光子さん、古武家優佳さんに、「マハトマ・ガンジー青年平和賞」が野村武史さん、渡邊紗月さん、中国・上海魯迅文化発展センター「魯迅青少年文学賞」が松本英之さん、宮本尚子さん、冰心文学館「冰心青少年文学賞」が津田良恵さん、森田彩香さんに贈られました。また、「創価大学貢献賞」が20名に、「スポーツ栄光賞」が4名に、「創立者賞」が創大の稲場英知さん、佐藤幸恵さん、短大の川井麻海唯さんに授与されました。
卒業生代表抱負などの後、馬場善久学長は告辞で、「本日、卒業の栄冠を勝ち取られた卒業生の皆様、誠におめでとうございます。これまでの様々な困難をすべて乗り越え、今日の晴れの日を迎えられたことと思います。卒業生を見守り育ててこられた保護者の皆様におかれましても、感慨ひとしおのことと思います。(中略)皆さんは、これからそれぞれの分野で新たな人生の出発をします。これからの人生にいかなる困難が立ちふさがろうとも在学中、創立者のもとで育んだ生命力と創造力ですべてを勝ち開いていってください」と述べました。
また、短大の卒業式で石川惠子学長は、「予測困難なこれからの社会、変化極まりない世界にあって、生命の創造力を健やかに鍛えぬいた創造的人間がいよいよ求められています。どうかこれからも多様な創造性光る連帯を築いていく、負けない心清らかな女性であり続けてください」と語りました。
ノーラニット評議会議長が祝辞に立ち、「卒業生の皆さんに申し上げたいことは、国際的なネットワークを持つということがどれほど大事なことかということです。自国の友人ばかりではなく、この同じ地球の国々に友達をもつということが、世界平和を築くことになるのです。そして創価大学は平和構築のリーダーであるということを私は良く知っております。(中略)卒業すれば厳しい社会の現実が待っていることでしょう。実際に自分ができることは小さなことかもしれません。しかしその精神を忘れずに努力を重ねていくことが、我が母校の誇りある歴史となっていくことを確信してください」と社会での活躍に期待を寄せました。
この日、石神豊氏、大梶俊夫氏、馬場茂樹氏に創大の名誉教授称号、高見恭子氏に創価女子短期大学の名誉教授称号が授与され、語学習得の成果を顕彰する創価大学シュリーマン賞、学業など知性輝く成果を残した学生・団体に創価大学ダ・ヴィンチ賞が贈られました。
本学創立者の池田大作先生はメッセージの中で「今、我らの創価教育は、新たな黄金時代を迎えております。この黄金時代を先頭に立って開き築いてくれた旗手たちこそ、きょう巣立ちゆく卒業生の皆さんです。晴れやかな門出を迎えた、創価大学43期生の皆さん、創価女子短期大学31期生の皆さん!共に誇り高き世界市民の青春を乱舞した最優秀の留学生の皆さん、また、深き探求の歴史を刻んだ大学院生の皆さん、そして、尊き『学の光』に輝く通信教育部の皆さん!ご卒業、本当におめでとう!(中略)皆さんの出発に当たり、3つの『光』を確認し合い、はなむけとさせていただきたい」と語り、“民衆の大地を照らす希望と正義の光たれ”、“生命尊厳の世紀を告げる先駆の光たれ”、“不屈の勝利を飾る黄金の光たれ!”の3点に言及。「私は創立者として、いつでも、どんな時でも、皆さんの青春の力走に、人生の熱闘に、力の限り大声援を送り続けています。愛する君たち、貴女たちの健康と和楽と凱歌を、一生涯、祈り抜いていきます。結びに、『わが君に 平和の襷 託さなむ 黄金(きん)の光を 世界の民へと』と贈り、私のメッセージとさせていただきます。皆さん、お元気で!きょうは、本当におめでとう!」とエールを送りました。

式典後には、卒業生全員で保護者への感謝を込めて『母』の合唱を贈りました。
ページ公開日:2017年03月18日