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2017年05月19日

台湾・建国科技大学での「全人教育国際学術シンポジウム」で本学の馬場学長が講演 ―同大学と学術交流協定を締結―

5月19日(金)、台湾高雄市で建国科技大学主催の「第1回全人教育国際学術シンポジウム」が開催され、同大学の呉聯星理事長、陳繁興学長とともに本学から馬場善久学長が出席しました。

同大学は1965年、「建国商業専科学校」として誕生。その後、工学系分野の充実や再編を経て、2004年に現在の「建国科技大学」になりました。工学・管理・設計・生活科学技術の4学部18学科と9つの研究所を擁するキャンパスに、1万人を超える学生が学んでいます。

今回のシンポジウムは、「全人教育とは何か」のテーマで開かれ、約200名の学生および教育関係者らが参加しました。呉理事長は、「今、教育に求められているのは、専門的知識や技術の習得だけでなく、それらを使って平和のために貢献する知恵と人間性を有する学生を育てることです。創価大学が掲げる『人間教育』の理念は、複雑な課題を抱える現代社会において必要不可欠なものです。互いの大学の理念を学びながら、世界平和に貢献する人材を輩出してまいりたいと思います」と述べました。
続いて本学の馬場学長が「創価大学における全人教育」と題して基調講演しました。本学の創立者池田大作先生が示された建学の精神に言及し、「創価大学は新たな価値を創造し、人類の課題を解決する『全体人間』『創造的人間』の育成を教育目標に掲げています。世界各地で実践されている創立者の教育理念をもとに、人間教育の世界的拠点の構築にむけて人材育成に取り組んでまいります」と語りました。

基調講演に続いて行われた分科会では、20名の教員が研究論文を発表しました。台北海洋技術学院の唐彦博学長が「池田人間教育思想」をテーマに、中国文化大学池田大作研究センターの李彦良所長が「池田・トインビー対談に学ぶ人間教育」と題して発表しました。

なお、シンポジウム前には、建国科技大学と本学の「学術交流協定」を締結しました。これで本学の海外諸大学との交流数は、58ヶ国・地域187大学となりました。
ページ公開日:2017年05月19日