2017年05月23日
本学経済学部・碓井健寛准教授が卒業生と電子書籍「福島をあるく」を出版しました
本学経済学部・碓井健寛准教授が卒業生3名(2017年3月卒業のゼミ生)との共著「福島をあるく」を本年3月に電子書籍として出版しました。
本書は4つの章で構成されており、福島県に何度も足を運び、人々の暮らしや仕事の場に通いながら、見聞きしたことを記録したものです。また、福島県の住民ではない著者らが、どのように感じたのかをまとめた一書です。
碓井教授は、「本書の4人の筆者に共通する意識は、福島県民ではない『私』に何ができるのだろうか、ということです。でも、何ができるのかも通わないとわからない。だからその思いを込めて、私たちは『福島をあるく』というタイトルをつけました。本書は、福島に足を運びたいけれども、その機会を失ってしまっている皆さん、原発事故後に放射能に対して関心を持つようになった皆さん他、多くの方にお読みいただきたいと思っています」と述べました。
各章の著者と取り上げた内容は次の通りです。
本書は4つの章で構成されており、福島県に何度も足を運び、人々の暮らしや仕事の場に通いながら、見聞きしたことを記録したものです。また、福島県の住民ではない著者らが、どのように感じたのかをまとめた一書です。
碓井教授は、「本書の4人の筆者に共通する意識は、福島県民ではない『私』に何ができるのだろうか、ということです。でも、何ができるのかも通わないとわからない。だからその思いを込めて、私たちは『福島をあるく』というタイトルをつけました。本書は、福島に足を運びたいけれども、その機会を失ってしまっている皆さん、原発事故後に放射能に対して関心を持つようになった皆さん他、多くの方にお読みいただきたいと思っています」と述べました。
各章の著者と取り上げた内容は次の通りです。
- 第1章:増山明則さん(2017年3月卒業)
「福島県いわき市で国産・杉割り箸をつくる株式会社磐城高箸について」 - 第2章:的野暁さん(2017年3月卒業)
「福島県飯舘村(いいたてむら)のかたがたとの交流について」 - 第3章:三枝悠希さん(2017年3月卒業)
「福島のお母さんたちについて」 - 第4章:碓井健寛准教授(経済学部)
「福島県の夜間中学を設置する運動について」
各章の詳細は下記のリンクをご覧ください。
飯舘村から千葉県山武市に避難し、小林牧場を開いた酪農家の小林将男さんと的野さん
震災後から避難生活をされている福島県飯舘村の方々をお迎えした温泉ツアーにて。ネパールのスパイスから作るカレー作りを手伝った三枝さん
福島県いわき市で国産杉間伐材を使った割り箸づくりを営む、(株)磐城高箸で、杉丸太割りのお手伝いをする増山さん
ページ公開日:2017年05月23日