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2017年08月28日

「第44回夏季大学講座」を開催しました

大学の教育・研究成果を市民の皆様にも還元し、広く学習の機会を提供するため、本年も「夏季大学講座」を8月25日、26日、27日の3日間、本学キャンパスで開催しました。この夏季大学講座は、1973年に開講して以来、毎年8月に実施しており、今回で44回目を迎えました。

本年は、3日間44講座に9,400名の方からの申込みがあり、全国各地からご参加いただきました。

 

27日(日)、本部棟M402教室での教育学部・遠藤幸彦教授の「精神科の臨床から考える『こころの病』の誤解と理解」と題した講座には、約300名が参加しました。精神障害についての誤解や偏見がもたらされる背景を踏まえ、実際に即した理解を模索し、「こころの病」と接し方に関わる事例を紹介しながら、原因に対する誤解や、理解を深める講座となりました。

また、池田記念講堂で行われた教育学部・鈎治雄教授の「楽観主義で感謝と希望の人生を!」と題した講座には、約1200名が参加しました。心理学の観点からポジティブ思考・楽観主義について研究成果を含めた講演を行い、ユニークな川柳の紹介や、全員で合唱をする場面もあり、終始、笑いと感動が溢れる和やかな雰囲気の講座となりました。

その他、英語・中国語・ドイツ語の言語科目の入門講座や、生活習慣の改善等をテーマにした健康講座、子育て、介護、教育、科学、文化、歴史など幅広い分野にわたって開講されました。

 

参加者からは次のような声が寄せられました。

  • 人間主義を根本に仕事に取り組むよう努力しておりますが、日々仕事に追われる中、それを忘れてしまうことも多々あります。素晴らしい講義を受講でき、勇気をいただきました。明日からの仕事に活かしていきたいと思います。(40代・男性)
  • 初めての受講でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。素晴らしい環境の中で修学することができ、池田先生の思いが溢れる学舎でのひと時は、大変に有意義なものでした。講義も楽しく、受講生に配慮していただき、講師の方に感謝です。来年も参加したいと思います。(60代・女性)
ページ公開日:2017年08月28日