9月21日（木）、杏林大学井の頭キャンパスにおいて、本学もしくは杏林大学の講義を受けた高校生に対し、入学後の単位として認定する「アドバンスト・プレイスメント」による大学間単位互換締結式が行われ、本学の馬場善久学長ら、杏林大学の跡見裕学長らが出席しました。

今回の締結により、本学と杏林大学で高校生が受講した授業科目は、その高校生がどちらの大学に入学しても単位認定の対象となります。また、杏林大学が既に相互協定を結んでいる桜美林大学、共愛学園前橋国際大学も同様に相互単位認定の対象となります。
これまで本学では高校生を対象に、祝日に実施する通常授業を利用して大学生活を体験してもらうことを目的に「Campus Academic Visit」を開催してきました。入学前の単位認定を前提に大学の授業を高校生が履修できる制度は、本学では初めての取り組みとなります。
今後、本学で開講する英語をはじめ語学系科目、教養系科目を中心に、学びの機会を提供する予定です。2018年4月からの実施に向け、八王子市内および近隣の高校に向けて履修可能な科目を提示し、高校生が大学キャンパスでの受講を通じて、進学への意欲がより高まることを期待しています。

馬場学長は、「高大接続における地域連携、大学間連携という点で有益な試みとなることを期待しています。今後、本学と杏林大学が協力しながら、多くの高校生に学びの機会を提供していきたいと思います」と述べました。