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2017年09月26日

経済学部・西浦ゼミが主催で子宮頸がん検診受診促進のための「女性からだ会議® in Soka University」を開催

経済学部・西浦昭雄ゼミは毎年学生プロジェクトとして、社会問題を研究の題材にその解決策をチームで考え、実効性のあるプランを提案しています。4年生の山岸将志さん、長尾郁実さん、杉本誠さん、林心さん、椎伸義さん、常盤泰さん、田中美貴さん、大庭美幸さん、高山光治さんと3年生の長谷川彩華さんの10名で構成されるチームRe♡BBON(リボン)は、「子宮頸がん検診の受診推進」に取り組んでいます。取り組みの一環として、9月20日(水)に本学中央教育棟で「女性からだ会議® in Soka University」を開催しました。これは女性の健康管理、特に子宮頸がんの検診の重要性を訴えるイベントで、昼と夕方の2回開催され約100名が参加しました。

イベントでは、西浦ゼミの学生がクイズやプレゼンテーションを通じて、20代の女性の子宮頸がんの検診受診率が低いことや実際に病院で子宮頸がん検診を受診した感想を発表しました。続いて、女性の健康教育と予防医療を推進する一般社団法人シンクパールの代表・難波美智代さんが登壇し、自身の子宮頸がんの経験を通して、現代社会における女性をとりまく環境の変化や20代の定期検診の重要性について訴えました。
その後、西浦ゼミの学生から子宮頸がん検診実施の医療機関の紹介があり、最後に参加者が2年後の自分自身へ検診を受けるように薦める「未来郵便」というメッセージカードを作成しました。夕方には、子宮頸がん検診を行う設備を完備した「婦人科検診車」の見学も実施されました。

参加した学生からは次のような声が寄せられました。
  • 女性だからこそ共感でき話せる内容なので、イベントのコンセプトにすごく共感できました。
  • 未来の私のことまで考えられる「未来郵便」を書けてよかったです。
  • セミナーに来る前は、検診は面倒くさいなと思っていましたが、すごく重要なものだと理解できました。
チームリーダーの山岸さんは「普段の大学の授業ではなかなか自分の健康、特にがんという病気について考えることが少ない状況です。しかし、このセミナーの中で、実際に子宮頸がんを乗り越えられた方のお話を聞いたり、未来の自分に向けて手紙を書いたりするなど、参加された方々にとって非常に貴重な体験になったのではないかと思います。今後は、男子学生にも健康を考えてもらえる機会を作ることができればと思います」と語りました。
ページ公開日:2017年09月26日