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2017年10月20日

本学工学研究科の学生が「PICES-2017 Annual Meeting」でベストポスター賞を受賞

9月22日(金)から10月1日(日)にロシア・ウラジオストクの極東連邦大学で開催された北太平洋海洋科学機構(通称PICES)の国際会議「PICES-2017 Annual Meeting」において、本学の工学研究科修士2年の栗田陸矢さんがベストポスター賞を受賞しました。
本国際会議は、北太平洋海域における海洋科学研究の促進を目的として設立された政府間機関です。本国際会議は、PICESの加盟国(アメリカ、カナダ、ロシア、韓国、中国、日本)をはじめとする世界各地の大学・研究機関での研究成果を発表、共有し合う場です。今年度は、「Environmental changes in the North Pacific and impacts on biological resources and ecosystem services(北太平洋の環境変動、生物資源や生態系サービスへの影響)」というテーマのもと、各地から研究者が集い、議論を深めました。
対象となった発表題目は「High-resolution monitoring of phytoplankton communities using spectral fluorescence signatures」です。栗田さんは、神奈川県相模湾において海洋環境モニタリングを行い、蛍光を使って植物プランクトンの空間分布を予測するためのモデルを開発しました。
受賞した栗田さんは、「今回の受賞は多くの方々に協力していただいた結果の賜物です。指導教員の桑原教授をはじめ、戸田教授、他大学の共同研究者の方々、修復生態学研究室の学生に心より御礼を申し上げます。今回の受賞を励みに、より一層精進してまいります」と語りました。
ページ公開日:2017年10月20日