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2018年03月28日

メンタルヘルスセミナーを開催しました

3月23日(金)、学生自治会や学友会、各クラブ執行部、寮役員等の学生を対象に、メンタル・ヘルスセミナーを本部棟402教室で開催し、約300名が参加しました。今回のセミナーは、本学教育学部の遠藤幸彦教授が講師となり、「ストレスやうつ病の理解、対処法について」とのテーマで実施しました。

冒頭、予防医学の視点からストレスマネジメントについて話しがあり、ストレス反応に対する気づきを良くし、ストレス反応を解消するための具体的な行動として、「気晴らし」「趣味を持つこと」「親しい人との交流」等が効果的であるとの紹介がありました。
そして、ストレスをためないための自己点検のポイントとして、
  • 自分の生活を大切にしているか
  • 十分な安静と休養を心がけ、疲労回復しているか
  • 人に任せず自分だけで抱えこんでいないか
  • 取り組み課題に優先順位をつけているか
  • 人(親、他人)の評価を実は気にしていないか
等を挙げました。また、海外での事例を通し、遠藤教授は、「困ったときは周りにいる信頼できる大人につなげてください。もしも友人から『秘密にして』と頼まれても、自分では判断できないことは一人で抱え込まず、相談することが自分のためでもあり、友人のためにもなります」と語りました。
                           
参加者した学生からは、次のような声が寄せられました。
  • 新学期が始まる前にこのようなセミナーを開催してもらいとても良かったです。普段から「がんばっているね」と声を掛け、相手を認めることを心がけていきたいです。また適切な専門機関に繋げていくことも忘れないようにしていきます。(文学部2年・女子)
  • 根拠に基づいた説明だったので、とても分かりやすかったです。「予防因子」が大事だと思ったので、すぐに実践していきたいと思います。本日学んだことを活かして後輩やクラブの部員と関わっていきます。(法学部1年・男子)
ページ公開日:2018年03月28日