2018年度の創価大学牧口記念教育基金会留学生奨学金奨学生証授与式が5月9日（水）、本学中央教育棟ディスカバリーホールで開催されました。同奨学金は、牧口記念教育基金会の助成により創設された、経済的に修学が困難な学生をサポートするもので、別科・学部・大学院で学ぶ外国人留学生を対象とした奨学金です。

授与式では、田代康則理事長から証書の授与があり、続いて代表2名が抱負を述べました。マレーシア出身のオオイ・シャーメインさん（文学部3年生）が、「私の夢は人々に希望と勇気を与えられる作家になることです。その夢に向かって努力していきます」と語りました。また、イタリア出身のフェデリーコ・ペーコリさん（工学研究科・博士後期課程1年）は、「世界から集った素晴らしい友達と出会い一緒に学ぶ中で、自分が想像していた以上に成長できました。感謝の思いで学び、社会に貢献できる研究者になっていきます」と述べました。
牧口記念教育基金会の髙梨幹哉理事長は、「留学生の皆さんは、創価大学での学業を通して、『人類の幸福』と『世界の平和』に貢献しゆく力を磨いてもらいたいと思います。どうか、健康に気をつけて、ご自身の勉学や研究の目標の達成に励んでください」と奨学生にエールを送りました。

最後に馬場善久学長は、「多様性あふれるキャンパスで世界各国の留学生と共に学びながら、自分の可能性を大きく開いてほしいと思います」と期待を寄せました。