大学の教育・研究成果を市民の皆様に知っていただき、広く学習の機会を提供することを目的とした「夏季大学講座」を本年も8月31日（金）、9月1日（土）、9月2日（日）の3日間、本学キャンパスで開催しました。この夏季大学講座は、1973年に開講して以来、毎年夏に実施しており、今回で45回目を迎えました。本年は3日間41講座に約8,800名の方が全国各地から参加しました。

1日（土）、大教室棟S202教室での看護学部・本田優子教授の「心の健康と自分らしい心身のセルフケアを考える」と題した講座には、約350名が参加しました。ワークショップを交えながら、ストレスをコントロールするための視点や自分も相手も大切にするコミュニケーションの技法等を紹介しました。
また、中央教育棟AE452教室では、経済学部・高木功教授の「国連持続可能な開発目標（SDGs）とBoPビジネスの可能性」が開講。貧困撲滅と繁栄、社会的包括、そして持続可能な環境の保全を目指したSDGsの概要を述べ、本学が文部科学省の支援を受けてエチオピアで取り組む持続可能な循環型社会の構築を目指す活動等を紹介し、仕事や生活でのSDGsへの関わり等について述べました。
その他、英語・中国語の言語科目の入門講座や、生活習慣の改善等をテーマにした健康講座、子育て、介護、教育、科学、文化、歴史など幅広い分野にわたって開講されました。

参加された皆様からは次のような声が寄せられました。