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2018年09月22日

牧口記念教育基金会の2018年度奨学生証授与式を開催しました

「創価大学牧口記念教育基金会学部生奨学金」ならびに「創価大学牧口記念教育基金会看護学部生奨学金」の2018年度奨学生証授与式が、9月18日(火)に本学中央教育棟ディスカバリーホールで開催されました。同奨学金は、牧口記念教育基金会の助成により2012年に創設され、経済的に修学が困難な学生をサポートするもので、今回は370名の学部生に授与されました。

授与式では、中泉明彦看護学部長の挨拶に続いて、田中亮平副学長が奨学金制度の意義に触れ、「牧口記念教育基金会は、創価教育の父・牧口常三郎先生の精神を留め、次代の青年を応援する基金であります。次代を担う日本、世界に有益な『創造的世界市民』を目指して勉学に励んで欲しい」と挨拶しました。

牧口記念教育基金会の髙梨幹哉理事長は基金会の歴史に続いて、牧口先生が世界は戦争ではなく、人格で競い合う時代を展望されていたことに言及し、「国連は『だれも置き去りしない世界』を目指しています。民衆の幸福のためには、人間の生命の変革が無くてはなりません。創立者池田大作先生のご期待にお応えし、社会に貢献する人材へと成長してもらいたい」と語り、各学部の代表者に証書が授与されました。

最後に田代康則理事長より、牧口記念教育基金会への感謝が述べられ、牧口先生が著書「人生地理学」を発刊する前に記した随筆で、理想の人材像として挙げた明治時代の慈善事業家・瓜生岩子氏の生涯を紹介しました。瓜生氏は、日本のナイチンゲールとも称された人物で、田代理事長は「牧口奨学金の授与をきっかけに、牧口先生がどのような方かを知り、どのような人材を育てようとされたのか学んでください。そして、牧口先生の志を継いで教育を受けたくても受けられない人々のために尽くせるように一生懸命学んでください」と励ましの言葉を送りました。
ページ公開日:2018年09月22日