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2018年12月14日

ロシアの「ルースキー・ミール基金」より創立者へ栄誉章が送られました―人類初の宇宙飛行士、ガガーリン像を本部棟に設置

12月8日(土)、本学本部棟において、ロシア文化の普及に努める「ルースキー・ミール基金」から、創立者池田大作先生に「栄誉章」が贈られました。授与式には、同基金のウラジーミル・コーチン専務理事、同基金ロシアセンター局のニコライ・セルゲイチェフ局長、ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使らが出席し、本学の馬場善久学長をはじめ教職員・学生の代表らが歓迎しました。

ルースキー・ミール基金は大統領令によって、2007年に設立された非営利団体です。世界100カ国以上で、ロシア語の学習や文化の促進を支援する各種プロジェクトを展開しております。本学では2016年に同基金との協定に基づき、両国の交流を推進することを目的に、日本の大学で初のロシアセンターを設置しました。

コーチン専務理事は授賞の辞で、「池田先生は人道的な文化と教育の推進に携わってきた方であり、類まれな活動家であられます。また、露日友好の強化を、長年にわたり推進されてきました」と述べ、平和のための対話を世界に広げている本学の取り組みについて言及しました。続いて、ロシア語教育、人文交流への貢献をたたえ、「栄誉章」の証書などが代理の馬場学長に託されました。創立者池田先生は代読された謝辞の中で、「政治も、経済も、科学も、法律も、社会の一切の営みは人間から出発し、人間に帰着します」「教育こそ、最も大切な聖業である」とし、創価教育の根本理念もここにあると述べました。最後に、人類初の宇宙飛行士であるガガーリンの「人間にとって、最大の幸福とは何か。それは、新しい発展に参加することだ」との言葉を紹介しつつ、両国の青年交流がさらに進むことに期待を寄せました。

同日、日露両国の友情と連帯の象徴として本部棟に設置された、ユーリイ・ガガーリン像の除幕式のほか、ロシア語スピーチコンテストが開かれ、ルースキー・ミール基金一行、ガルージン大使らが出席しました。

この日、本学で行われた授与式、除幕式、コンテストは、「日本におけるロシア年」の公式行事「ロシア語フェスティバル」として開催されました。
ページ公開日:2018年12月14日