7月3日（水）～5日（金）に、福島県磐梯熱海で開催された、一般情報処理学会主催の「マルチメディア、分散、協調とモバイル（DICOMO2019）シンポジウム」において、本学工学研究科情報システム専攻・博士前期課程の福岡宏一さんがヤングリサーチャ賞を受賞しました。

本シンポジウムは、情報研究領域に関わる10研究会が合同開催する情報処理学会の研究発表会の一つであり、今回は約400件の発表がありました。1997年の初開催より毎年開催されています。

福岡さんは、「データ送信量解析を用いたアドホックネットワークの動作推定手法の提案」のタイトルで、自動車の自動運転を実現する無線ネットワーク動作を推定する監視手法を提案し、高い推定精度を実現したシミュレーション評価結果を報告しました。
30歳未満の発表者に与えられるヤングリサーチャ賞を受賞した福岡さんは、「賞をいただけて光栄です。これを励みに、より一層研究に邁進していきます」と語りました。