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2019年08月22日 15時00分

留学体験(辻遼太郎さん・香港中文大学)

Q1.中華人民共和国香港特別行政区の香港中文大学に留学されていたそうですね。
はい。2017年8月から2018年5月の約10カ月の間、創価大学より交換留学生として留学させて頂いておりました。香港中文大学は1975年に交流協定を締結しており、2017年度には私を含めて4名を派遣して頂きました。
中華人民共和国香港特別行政区は、面積1,104平方キロメートル、人口約745万人を有する世界有数の人口密集地域です。気候は亜熱帯夏雨気候となっており、5月から9月にかけて高温多湿の気候が続きます。
香港中文大学は1963年に設立され、現在では8学部61学科を有する総合大学であり、総学生数は約20,000人(うち約4,700人はinternational student)となっています。

Q2. なぜ、その国・大学を選びましたか?
私が香港・香港中文大学を選んだ理由は、以前、香港中文大学へ留学していらっしゃった先輩からの話を伺った際に学部での授業について聞いたことです。
その方は、香港中文大学では統計学・マーケティングを主に学んでおり、統計学の授業について伺った際に、「香港中文大学の統計学の授業はハイレベルかつ、とても楽しいよ。」と経験者の方から太鼓判を頂いたことが自分の中での決め手でした。また、私が所属する浅井ゼミでは金融を専攻としていた為、「世界有数の金融市場である香港という土地での生活を味わってみたい」という思いもありました。加えて、費用的な面でも香港中文大学への交換留学は宿舎費が免除となっています。家計を考慮すると私にとってベストな選択肢でした。
上記のような理由から、香港中文大学への交換留学を決意しました。

Q3. 留学中に、現地の学生の優秀さに驚いたそうですが?
現地の学生たちの優秀さには本当に舌を巻きました。私は留学中、主に経済学と統計学を学んでいました。
どちらの学部の学生も勉学に真摯な方が多く、特に数学に関しては非常に能力の高い学生が多く、必死に復習をして追い付こう追い越そうと努力する10カ月間でした。また、定期試験の結果が発表された瞬間のことなのですが「Wooooooo!!!」といった感じで周囲が叫んでいたのが印象に残っています(笑)。それだけ成績に敏感になるほど勉強していらっしゃるということだと思います。
グループワークの際にも積極的に担当箇所を振り分けるなど非常にアクティブで頼れる仲間たちでした。
Q4. 留学中は、学部での授業が楽しかったそうですね。
上述した通り、留学中は主に経済学と統計学を履修していました。
私はどちらかと言えば「最低限やらなければいけないことをこなすタイプ」でした。しかし、学部での授業はどれもハイレベルではありますが、食らいつき甲斐のあるもので、学ぶことを純粋に最大限に楽しむことができました。特に、数学的な部分に関する詳細な証明などが授業で取り扱われており、経済学・統計学ともに今まで曖昧な理解にとどまってしまっていた部分が明瞭になりました。
今後もこの経験を糧に、真摯にかつ楽しみながら学びに向かいあい続けたいと思います。
Q5. 留学中に、香港の気候に苦労したとお聞きしましたが。
香港には2017年の8月に到着したのですが、空港に降り立った瞬間から熱気に参りそうになりました(笑)。
香港は亜熱帯夏雨気候に属しており、6〜8月は平均最高気温が30度を越えており体が慣れないうちは外にいるだけで疲れてしまうほどでした。ま湿度も年中平均70〜80%であるため体感温度が非常に高く、こまめな水分補給と適度な塩分補給が必須です。加えて各施設などでの冷房がかなり強めの設定になっていることが多いため(冬にも冷房を設定している設備も多い)、夏であっても一枚羽織るものを持ち運んでいると安心です。
Q6. 留学中には、インターンシップで香港日本人商工会議所での活動も行われたそうですね。
香港へ到着して約1カ月後に香港日本人商工会議所の存在を知り、部会のお手伝いや学生チームでのリサーチに参加しました。
部会は、香港に事業所を持つ日系企業の方々が業界ごとに業界動向をシェアするもので、私たち学生は会場の設営・会員様のご案内などをお手伝いさせて頂いていました。また、学生チームのリサーチでは「香港2030年に向けての政策」、「Greater Bay Area Projectに関して」、「日本への観光誘致」、「商工会議所の業務改善」の4つのテーマに分かれてリサーチを行いました。
Q7. 留学していちばんよかったのは、「物事への粘り強さを身につけられたこと」だそうですね。
私自身、中学校時代に不登校を経験していたこともあり、留学出発前には「こんな自分が英語での授業にしっかりついていけるのだろうか」、「途中で折れてしまったりしないだろうか」と非常に不安な気持ちでいました。しかし、授業を通じて仲良くなった友人たちとお互いにわからない箇所を教えあったりすることで最後まで諦めずに勉学に取り組み続けることができました。また、専門科目を学ぶ中で今までであればなんとなく理解したつもりで終えてしまっていた箇所を、「自分の言葉でしっかりと説明できるようになるまで食いついてやる」という思いで図書館にこもって必死に勉強していました。
Q8. これから留学を目指す後輩達に一言お願いします。
兎にも角にも、自分のしたいことを実現できる留学を目指して欲しいです。
たとえ第一志望の大学に行けなかったとしても、全力で取り組んだことは必ず自分の自信になると思います。
勉学でも課外活動でも、自分が挑戦したいと思ったことに目一杯取り組めば自ずと結果もついてくるはずです。
これから出発なさる皆さんは健康第一で頑張ってきてください。
ページ公開日:2019年08月22日 15時00分