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2019年09月06日

丹木の歳時記2019 長月(一)

創大Days編集部

秋の訪れを感じるきっかけは人それぞれでしょうが、筆者はキャンパスの一隅で南蛮煙管(ナンバンギセル)を見つけると秋の到来を実感します。万葉集に「道の辺の尾花が下の思草(おもいぐさ)」とあります。ここで詠まれている「尾花」とは芒(ススキ)、「思草」は南蛮煙管の古名です。南蛮煙管には葉緑素がなく芒の根などに寄生するため、その下で見られるという訳です。芒は秋の七草の一つ。万葉の昔から人々は身近にあった芒や南蛮煙管に秋の訪れを感じていたのでしょうか。キャンパスでは小さい秋がそこかしこに見え隠れしています。
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ページ公開日:2019年09月06日


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