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2019年09月20日

「勇気の証言ーホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」神奈川展が開幕しました

ナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺の歴史を振り返り、平和と人権について考える「勇気の証言—ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」の神奈川展が9月19日(木)、神奈川県横浜市の横浜産貿ホールマリネリアで開幕しました。

この展示会は、1994年から2007年に全国73会場を巡回した「勇気の証言—アンネ・フランクとホロコースト展」に続くもので、本学と国際的な人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」の共催によるものです。戦後70年の2015年10月に東京芸術劇場(東京都豊島区)をスタートに各地を巡回し、神奈川展で19会場目となります。

9月19日(木)に行われたオープニングには約200名が出席しました。初めに、実行委員会を代表して本学の馬場善久学長が挨拶し、来賓の黒岩祐治神奈川県知事、杉原まどかNPO杉原千畝命のビザ副理事長が挨拶しました。黒岩県知事は「ホロコーストはかつての出来事であるかも知れないが、今も非人道的な事件などが起きている。命をかけて人間を守った杉原千畝の精神に学び、命を大切にし、共に生きる社会を目指していきたい」と語りました。また、杉原副理事長は、「サバイバー(生存者)やその子孫に会う機会があり、杉原千畝への感謝を述べていました。『命のビザ』をギフトと呼び大切にされていたご家族、千畝の勇気、代償を求めない優しさによって多くの命が守られました。ホロコーストの歴史は記録としてだけでなく、ユダヤの人の生きた証として留めていきたい」と述べました。
ページ公開日:2019年09月20日