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2019年10月01日

丹木の歳時記2019 長月(三)

創大Days編集部

万葉集の山上憶良(やまのうえのおくら)の歌に「秋の野に咲きたる花を指折り(およびをり)かき数ふれば七草(ななくさ)の花 萩の花 尾花葛花 撫子(なでしこ)の花 女郎花(おみなえし)また藤袴(ふじばかま)朝貌(あさがお)の花」とあります。ここで詠まれている朝貌とは桔梗(キキョウ)との説があります。万葉の歌人のみならず、酒井抱一(さかいほういつ)や鈴木其一(すずききいつ)といった江戸琳派の絵師も好んで題材にした秋の草花には、時を超えて今も私たちの心を魅了する風情があります。秋たけなわ。キャンパスでも静かに彩りを添えてくれています。
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ページ公開日:2019年10月01日


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