• Tag:
  • 3ヶ国から「創価教育研究者」一行が来学

2019年10月23日

3ヶ国から「創価教育研究者」一行が来学

10月8日(火)、アメリカ、スペイン、カナダの3か国より、創価教育を研究する研究者一行5名が来学し、創価教育研究所所員らと懇談しました。

各国から訪れた研究者は、アメリカ・デポール大学「池田大作教育研究所」アンドリュー・ゲバート氏(ジェイソン・グーラー所長代理)、研究員のリツコ・リタ女史、スペイン・アルカラ大学「池田大作『教育と発達』共同研究所」所長のアレハンドロ・イボラ博士、副所長のアナ・ベレン・ガルシア・バレラ博士、カナダ・オタワ大学教育学部教授のアワッド・イブラヒム博士の5名で、懇談には馬場学長、田中副学長をはじめ、創価教育研究所伊藤所員、グローバルコアセンター事務室などの教職員と懇談しました。

冒頭、馬場学長は、創価教育に対する深い理解のもと、研究活動を世界的に展開されている各先生方への感謝と歓迎の意を表し、創立50周年を迎えるにあたり、本学の前進にとって重要なパートナーとして連携を深めて頂きたいと挨拶しました。

懇談では、各大学で活発に行われている創立者池田先生の思想や創価教育に関する研究の状況や特徴が報告され、今後の創価教育に関する定期的な情報共有や共同研究を行うことが提案されるなど、研究者同士の情報・意見交換を行い、創価教育のネットワークを深める場となりました。

【各機関からの報告要旨は以下の通り】
〇スペイン・アルカラ大学(アレハンドロ・イボラ所長)
本年8月、私の創価教育に関する寄稿が国際的学術サイト「The Conversation」のスペイン版に掲載されました。同サイトは学者、研究者から提供された論文や研究成果を、一般社会に普及させる目的を持つ非営利のメディアで、同サイトから私に執筆の依頼があり、掲載に至りました。

〇カナダ・オタワ大学(アワッド・イブラヒム博士)
本学では、創価教育を「宝の教育」と位置付けています。それゆえにその教育を受ける学生も「宝の学生」であるとのアプローチでの角度をもっています。研究所発足に向けて、現在研究ユニットを結成してスタート致しました。近日中に創価教育に関する図書の出版を予定しています。

〇アメリカ・デポール大学(アンドリュー・ゲバート氏)
現在、本学では、創価教育に関するリサーチを推進しており、その成果を様々なカンファレンスで報告しております。年々その活動範囲も広がっております。本学の修士課程の研究コースとして「イケダレクチャー」を開講しており、受講者も400名となりました。また現在、戸田城聖先生の論文の翻訳出版に力をいれており、『創価教育学体系』の翻訳も進めております。また、世界市民教育の価値創造プログラムをオンライン教育課程として、修士課程で展開をしています。さらには池田先生の平和提言を教材とする授業が必修科目となりました。

一行は、今月4日に行われた創大祭記念フェスティバル「創価栄光の集い」に来賓として参加しており、アルカラ大学のイボラ所長は創大祭を振り返り、「創価大学に2回目の来学をさせて頂きました。年間最大の行事である創大祭のフェスティバルに参加させて頂き、その情熱あるれる学生の演技に、創立50周年を迎える貴学の勢いを感じました。」と語りました。
この日一行は懇談後、創価教育研究所が運営する「創価教育論」の授業に参加し、終了後は直接学生と語らう機会が持たれました。

創価大学は、本年6月に行われたスペイン・アルカラ大学「池田大作『教育と発達』共同研究所」の開所式の折、同大学と学術交流書を調印しました。また本年7月、創価教育研究所はアメリカ・デポール大学「池田大作教育研究所」との研究所間の学術協定を締結しており、創価教育に関するネットワークが一段と拡大しつつあります。
(英語)デポール大学「池田大作教育研究所」のホームページ
(スペイン語)アルカラ大学ホームページ
ページ公開日:2019年10月23日