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2019年10月27日

難民映画祭作品「ソニータ」を本学で上映 ― UNHCR駐日事務所の川内敏月氏が講演

「UNHCR WILL2LIVE Cinemaパートナーズ」に参加している本学では、難民映画祭の作品「ソニータ」の上映会を、10月18日(金)に本学ディスカバリーホールで開催し、学生・一般の方など約220名が参加しました。

本映画祭は映画を通して難民への理解を広げることを目的としており、大学をはじめ教育機関とも提携し、啓発活動を展開しています。UNHCRと連携協定を結ぶ本学では、昨年に続いて学校パートナーズに参加し、開催にあたっては、国連の平和運動を推進する本学学生団体ASPIRE SOKAとの共催で準備にあたりました。
上映前に、ASPIRE SOKA代表の松永千紘さん(法学部4年)が、「『ソニータ』の鑑賞を通して、難民問題の現状を身近に感じてもらいたいと思います」と述べました。また、南園佑華さん(国際教養学部4年)が難民の故郷の料理をメニュー化し提供する「Meal For Refugess」の活動の様子を発表しました。
続いて、UNHCR駐日事務所の川内敏月氏が、「ソニータ」の舞台であるイラン駐在時の経験に触れながら、アフガニスタン難民への支援活動や難民問題の現状と課題などを語りました。

映画「ソニータ」は、アフガニスタン難民の少女が、ラッパーになるという夢に向かって、数々の悩みを乗り越えて前に進む姿を捉えたドキュメンタリーです。鑑賞した方からは次のような声が寄せられました。
  • 何度となく壁にぶつかっても、自分の夢を叶えようとするソニータの意志の強さに感動しました。私も勇気を出して、困難に立ち向かっていこうと思います。(学生)
  • ソニータがパスポートを取得できたときの感動する姿が印象に残りました。自由に学べることが当たり前ではないことを実感しました。映画を通して、難民問題への理解に一歩近づけて良かったと思います。(学生)
  • 難民の方がどのような慣習のもと生活しているのかを知りました。過酷な環境ななかでも決して夢を諦めず、挑戦するソニータの姿に心を打たれました。難民問題をはじめ、国際社会が抱える様々な課題に対して自分なりに向き合っていこうと思います。(学生)
ページ公開日:2019年10月27日