創価大学男女共同参画推進センターでは、令和元年10月31日に第9回オープンカフェを開催いたしました。
　今回は、理工学部の藤原和夫准教授をお招きしました。
　藤原先生は、創価大学工学研究科（22期）で博士号を取得し、翌年から4年間、研究用のソフトを扱う企業で働き、その後、2005年から創価大学工学部の教員になられました。現在は、理工学部の准教授として教鞭を執っています。専門は蛋白質工学であり、コンピュータを用いて蛋白質の立体構造および相互作用のメカニズムについて研究されています。　　　　　　
　藤原先生は、自身の学生時代の苦悩から、創価大学の教員になられるまでの過程を話してくださり、それらを経験していく中で得たものについて語ってくださいました。
　その後は、グループに分かれ、今月、今学期、創大を卒業するまで、十年後、二十年後の自分の大目標と小目標について考え、意見を出し合いました。

〜参加者の感想〜
・大学の先生はどこか完璧に見えてしまうけれど、先生もたくさん悩み、苦労したことがあったと知り、自分も今目の前にある壁を乗り越えていこうと決心することができました。
・先生の「努力しても成功しないことはあるけれど、努力しないと成功はしない」という言葉に感銘を受けました。
・叶えられそうにもないけれど、とりあえず叶えたいと思っていることを大目標に設定し、それを叶えるための小目標を設定するとうまくいく、というお話を聞いて、そのような発想はなかったので、驚きました。これから目標を設定する際に取り入れていきたいと思います。
・先生の奥さんも仕事で、先生も大学で会議があり、子供を保育園へ迎えに行けそうにない時、早めに保育園に子供を迎えに行き、後は、先生の研究室で学生アルバイトを雇い、子供の子守をさせるというお話を聞いて、共働きで子供を育てていくことは難しいと感じていましたが、工夫次第でどうにでもなるんだなと感じました。
・先生の子供さんのやる気を出させるために、大目標を小目標を設定したり、自分でホームページを作り、子供の科目ごとの勉強時間を可視化させていて、自分も子供を持つようになったら取り入れていきたいと思いました。
・ディスカッションで色んな人の将来の目標を聞いて、刺激を受けました。