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2019年11月20日

内閣府主催の「国際社会青年育成事業」に本学学生が参加 ― オーストリア・リトアニア・ペルー・メキシコ・フィリピン・ベトナム等を訪問

内閣府が主催する青年国際交流事業の一つである、「国際社会青年育成事業」に、本学の大原友美さん(法学部2年・GCP生)、影山秀美さん(教育学部2年・GCP生)、中間正代さん(法学部2年・GCP生)、内田あゆみさん(国際教養学部3年) の4名が参加しました。

同事業では、日本と諸外国の青年との交流を通じて、相互の友好と理解を促進し、国際的視野を広げ、国際協調の精神の涵養と国際協力の実践力を向上させることにより、国際社会でリーダーシップを発揮できる青年を育成することを目的としています。

派遣プログラムは、「地域Ⅰ 欧州・アフリカ:オーストリア共和国・リトアニア共和国」、「地域Ⅱ 北米・中南米 :ペルー共和国・メキシコ合衆国」、「地域Ⅲ アジア・大洋州:フィリピン共和国・ベトナム社会主義共和国」の3つが提供されました。9月16日(月)~10月11日(金)の25日間にわたって実施され、訪問国では、テーマに基づくディスカッションや関連施設の訪問、ボランティア活動などの社会活動の現場の視察および体験等を行いました。

参加した学生からは次のような声が寄せられました。

■大原さん(「地域Ⅱ 北米・中南米 :ペルー共和国・メキシコ合衆国」に参加)
 それぞれ異なる大学から集った12名の日本人団員と18日間、ともに海外で過ごすという経験は私の人生において貴重な機会でした。テーマでもあった「災害対策」という点をペルー・メキシコの地で日本とは違った視点から学び、海外青年との英語によるディスカッションを通してより深めることができました。難易度の高いテーマでしたが、GCPで日々、英語によるディスカッション能力を鍛えさせていただいているおかげで、今回の事業においても実りある学びを得ることができました。それらを通し、何のために日々学んでいるのかということを考え直すこともでき、有意義な時間を過ごすことができました。ここで再度「何のため」という原点に立ち返り、今後もより一層勉学に励んでいきたいです。

■影山さん(「地域Ⅰ 欧州・アフリカ:オーストリア共和国・リトアニア共和国」に参加)
 現在、英語の教員を目指していることから実際に世界をこの目で見て、海外の英語教育について、そして移民の多いヨーロッパの国で多文化共生の在り方を実感したいと思ったことから、この派遣に応募しました。実際に、移民の多いオーストリアでは移民と現地の方が互いを受け入れあい、共に支えあい暮らしている姿を目にすることができました。また、両国の青年と交流し、彼らの英語のレベルの高さを改めて感じ、これからの日本の英語教育の必要性をこの派遣を通して再確認することができました。この派遣で学んだこと、そして築いた友情を忘れずに、これからも勉学に励んでいきたいと思います。

■中間さん(「地域Ⅰ 欧州・アフリカ:オーストリア共和国・リトアニア共和国」に参加)
 テーマの「自国のアイデンティティと多文化共生」に惹かれて応募しました。本事業を通して、国連本部や欧州委員会、移民の子どもが多く通う小学校など様々な場所に訪問しました。全ての訪問先で日本とは異なる価値観や社会について学ぶことができ、自分の視野を広げる有意義な機会となりました。さらに、訪問先で学んだことと現地学生とのディスカッションを通して「理想の多文化共生とは何か」等のテーマに関して見解を深めることができました。これからは、本事業を通して友人となった国内外の青年とともに、誰も置き去りにされない理想の多文化共生社会を築くことに貢献できる人材に成長していく決意です。

■内田さん(「地域Ⅲ アジア・大洋州:フィリピン共和国・ベトナム社会主義共和国」に参加)
 世界で起こっている現状を実際に自分の目で見て、正しい理解を深め、自身の価値観を広げたいという思いから本事業に応募しました。派遣中は政府機関訪問や現地青年とのディスカッション、ホームステイを通じて訪問国の理解を深めました。派遣期間は限られているので、できるだけ多くのことを吸収しようと決意し、訪問先では積極的に質問をするなど主体的に行動しました。本事業を通じて「労働社会」というテーマを政府、企業、民間と様々な視点から深堀ることができ、問題解決の複雑さを実感しました。また、国際的な視野で物事を見ることの重要性に気づくことができました。これからもこの経験を活かし、世界を舞台に活躍できる人材に成長するため挑戦の日々を送っていきます。
ページ公開日:2019年11月20日