インドネシア共和国初の女性大統領であるメガワティ・スカルノプトゥリ第5代大統領（在任期間：2001年10月〜2004年10月）が、1月8日（水）に創価大学に来学され、田代康則理事長、馬場善久学長をはじめ教職員、学生、留学生の代表らが歓迎しました。

中央教育棟AW303教室にて、メガワティ閣下による来学記念の講演会が開催され、150名の学生が参加しました。講演は「インドネシア国家のパンチャシラ（建国5原則）・人間主義とポスト真実」とのテーマのもと、人道主義、ヒューマニズムの重要性について述べられました。メガワティ閣下は、第二次世界大戦の教訓からインドネシア独立において鍵となった国家の基礎をなしたイデオロギーとして「パンチャシラ哲学（建国5原則）」に言及し、「平和のためには真の人間主義が必要です。この精神は、インドネシアだけでなく、全世界に通じます。皆様は、創価大学でこの精神を学んでいるのです。どうか自身が『真の人間であるか？』ということを問い続けてください。この国で初めての女性の大統領でした。女性は臆することなく、男性に負けないように何事にも挑戦していってください」と学生に期待を込めて語りました。

講演会に先立ち、メガワティ閣下の同国をはじめ、世界の女性リーダーとしてのご貢献に対して「創価大学名誉博士号」が授与されました。