• Tag:
  • 経営学部 グローバルプログラム ビジネススクール留学「ホーチミン市経済大学ビジネススクール」学生リポート vol.6

現地の学生達と市内観光に行った際の写真(右から2番目が澤井さん)

2020年04月27日 15時00分

経営学部 グローバルプログラム ビジネススクール留学「ホーチミン市経済大学ビジネススクール」学生リポート vol.6

経営学部グローバル・ビジネススクール留学「ホーチミン市経済大学ビジネススクール」学生リポート
2019年9月末~2020年3月まで経営学部のグローバルプログラム(GP)で、ベトナム・ホーチミンにある、ホーチミン市経済大学へと留学した、経営学科48期の澤井一樹さんからのリポートです。

私は経営学部のグローバルプログラム(GP)で、ベトナム最大の商業都市であるホーチミン市に約半年ほど留学していました。ホーチミン市経済大学University of Economics Ho Chi Minh City(以降、UEH)のInternational School of Business(以降、ISB)と呼ばれる特別課程にて現地学生や諸外国からの留学生とともに2セメスターおよそ7カ月間もの時間を過ごしました。私は当時まだ2年生、つまり専攻(ゼミ)を決める前でしたので、幅広く様々な分野の勉強をしていました。UEH-ISBで履修した科目は、International Business、Business English、Managerial Economics、Principles of Marketing、Service Marketingです。これらの科目は創価大学でも学ぶことができますが、日本の講義中心のスタイルとは違うベトナムのディスカッション中心の授業では普段よりも学ぶことが多かったと思います。
留学期間中はとても恵まれた環境で勉学に励むことができました。ベトナムトップの大学の一つであるUEHのISBが特徴としているのが、国際性です。世界各国の大学と提携を結んでおり、外国人留学生をサポートする環境が整っています。ビザの給付手続きや現地での生活ガイド、履修登録などは担当の職員の方にご協力いただけるので特別困ることはありませんでした。また、ISBに現地のベトナム人学生が入学するためにはIELTS 6.0以上のスコアが求められるため、周囲の友人は全員が高い英語能力を持っていました。英語はあまり得意ではありませんでしたが、優秀な学生たちに助けられながら楽しく過ごすことができました。

授業外での生活も非常に充実したものでした。現地大学の友人とベトナム料理を食べ歩いたり、観光スポットを巡ったりもしました。近年、アジアの人気観光地として名を馳せているベトナム、特に主要都市であるホーチミンでは観光客向けの施設や交通手段が充実しているので現地ガイドなしの一人でも十分楽しめます。配車サービスのGrabを利用すればバイクやタクシーで自由に移動することができますし、ベトナム最大の都市であるホーチミンでは大体の施設で英語が通じます。さらにホーチミンには、日本でもなかなかお目にかかれないような日本料理や有名店もあります。年末年始や旧正月休みなどの連休には、ベトナムの首都であるハノイや大都市ダナン、古都フエやホイアンといった国内の人気都市にも足を延ばしました。休日は毎日出かけるほど、魅力に溢れた国でした。
今回のベトナム留学を通して、私は大きく成長することができました。すべてをここで書き起こすことは出来ませんが、いくつか紹介させていただきます。まず、私が一番嬉しく思っていることは、生涯の友人が二人もできたことです。同じプログラムに参加していた3人で同じ場所に住んでいました。濃い時間を共に過ごす中でお互いを知ることができたと感じています。次に、自分自身はまだまだ未熟であると思い知らされました。英語能力や対人能力、思考力など、多くの点で私はさらに成長できると感じています。また、私はインターンシップにも挑戦していました。最初の数週間は、翻訳やプレゼン作成など上司の方のサポートが主な業務でした。しかし一生懸命に取り組んだ結果、自身の能力を認めていただき、100万円近いお金が動いている実際の業務を僕一人に任せていただきました。「もし、うちの日本本社に就職を考えるなら喜んで推薦状を書きます」等の声を掛けていただき、上司の方に認めていただけたことが自信になりましたし、なにより責任のある仕事という貴重な経験をすることができました。

私は目標がないことを理由に、ずっと自堕落な生活を送っていました。自分に自信がなく、人からの賛辞を素直に受け取ることもできない、人と自分を常に比較しているような自分があまり好きではありませんでした。しかし、今は違います。自分の良いところを素直に認めることができます。自分に自信を持っています。悪いところは素直に認め、改善することができます。今回の留学で夢を見つけることは叶いませんでしたが、今はそれでも前進を続けてみようと心から思えます。私は大きく変わりました。
受験生のみなさん、留学は私に多くのものをもたらしてくれました。もちろん、良いことも嫌なこともあります、しかし、それら全てを成長の糧にできる、それが留学だと思います。勉学に励む機会ではありますが、それよりも自分が成長できるチャンスです。
 革命、起こしてみませんか?
ページ公開日:2020年04月27日 15時00分
  • キャンパスガイド2023経営学部