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2020年06月16日

法学部「国際平和・外交コース」の授業でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所副代表がオンラインで講義をされました

法学部の「国際平和・外交コース」のコース科目のひとつに「国際平和・外交チュートリアル」があります。本科目は、国連や企業、NGOからお招きする実務家によるレクチャーと学生によるグループ・プレゼンテーションを組み合わせた授業で、3年次を迎えた「国際平和・外交コース」生が地球的課題について考えるとともに、コースの想定するグローバルな進路を勝ち取れるようにサポートする授業となります。

5/20の授業では、「難民問題と国連」と題して、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所副代表の川内敏月氏を講師にオンラインで授業をしていただきました。
川内氏からは、UNHCRの概要、難民を取り巻く世界の現状、日本における難民保護、そして難民グローバル・コンパクトとこれからの難民保護についてお話をしていただきました。続いて、「自分がUNHCR駐日事務所の職員と仮定して、6月20日の「世界難民の日」に向けて、日本の人々の難民問題への関心・興味・意識を高める企画をひとつ考えてください」との課題が出され、学生は様々なアイデアを出し合いました。その後、ご自身のイラン、東ティモール、アフガニスタン、カンボジア、南スーダンなどでの数多くの難民支援のご経験について語られました。また、川内様の職場の同僚(先輩)で、現在UNHCRのフィリピン代表として活躍する本学法学部OBの久保真治さんから創大生へのメッセージ動画も紹介されました。

講義を通して学生からは、「私はこれまで、『難民』は生活に苦しみ、生きることで精一杯な人たちという固定観念を抱いていました。しかし、川内さんのお話の中で、『難民』でくくりすぎるのもよくない。彼らも人間であり、日本人として何ができるのかを考えることが大切であるということがとても印象的でした。」や、「グループディスカッションでは、いまのコロナの状況でSNS等の影響力の強さを身をもって感じたので、SNSやユーチューブで難民のことを歌やアニメ、動画などを通して親しみをもって伝えられたらいいなと思いました。私も将来国連で働きたいと考えているので今回の話はとても参考になり、自分自身また今日から夢に向かって突き進んでいこうと思えました。」などの声がありました。

皆さんも「国際平和・外交コース」で卒業後のキャリアについて考える最良の機会を手にしてみませんか。
ページ公開日:2020年06月16日
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