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2020年09月10日 16時05分

文学部教員より:この夏、学生の皆さんに読んでもらいたい、触れてもらいたいもの 46~56

「今だからこそ大学生に読んで欲しい、触れて欲しい作品」というテーマのもと、各教員からおすすめの作品を紹介していただきました。
『おうち時間』を活用して、是非、作品に触れてみてください。

 

46.林亮 教授推薦:「最後の講義 大林宣彦」2018年3月11日(土)午後9時00分放送 BS1
映画作家、大林宣彦氏。「時をかける少女」「さびしんぼう」などの作品で日本の映画界をけん引してきた。ガンで余命3か月の宣告を受けた映画づくりを志す多くの若者に全身全霊で語った言葉…黒澤明との約束、小津安二郎の東京物語に込めた物語、壮絶な戦争体験…映画に人生をささげた監督のメッセージ。


47.林亮 教授推薦:雑誌『ユリイカ特集号ーシン・ゴジラとは何か』2011年11月
「ゴジラはなぜ東京を目指すのか?そこに靖国があるから」と語ったユリイカの新ゴジラ評を解き明かしながら、核抑止論と平和の問題、日本が直面する核戦争の危機を、解き明かしていきたい。



48.林亮 教授推薦:一ノ瀬俊也『昭和戦争史講義ージブリ作品から歴史を学ぶ」人文書院 2018年
49.林亮 教授推薦:一ノ瀬俊也『戦艦大和講義ー私たちにとって太平洋戦争とは何か』人文書院、。2015年
宮崎アニメが平和を求めている作品であると解釈することは明々白々であろう。宮崎アニメが内包する「反戦の思想」を素直に評価していきたい。
一ノ瀬の2冊は非常に優れた反戦平和の教育書であると考える。『戦艦大和講義』は、敗戦日本の戦後復興に何故「戦艦大和」と「零式艦上戦闘機」の物語が不可欠であったのかを明らかにした書籍であるし、『昭和戦争講義」はジブリ作品に埋め込まれた日本の戦争の歴史をリアルに再現するものである。


50.林亮 教授推薦:一ノ瀬俊也『戦艦大和講義』
51.林亮 教授推薦:一ノ瀬俊也『飛行機の戦争」
52.林亮 教授推薦:一ノ瀬俊也『昭和戦争史講義』
53.林亮 教授推薦:松本零士『戦場漫画シリーズ』
54.林亮 教授推薦:水木しげる『ああ玉砕』
55.林亮 教授推薦:『ユリイカー高畠勲の世界』青土社2018年7月

「反戦もの」と位置づけられる機会は少ないが、私の視点から見れば明らかに反戦コミックに位置づけられるのが松本零士の「戦場マンガ」シリーズである。心ならずも、あるいは時代に流されて戦争に巻き込まれてしまった兵士達の物語である。


56. 林亮 教授推薦:高橋透『サイボーグ・フィロソフィー』
映画やアニメには重要な役割がある。未来を予測することだ。私たちは優れた映画やSFのエンターテイメントの中に、将来の人類の姿を描き出し未来の衝撃に備えることができる。

ページ公開日:2020年09月10日 16時05分
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