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2020年09月29日

丹木の歳時記2020 長月(三)

創大Days編集部

キャンパスの小道を歩けば、ぽとりぽとりと団栗(どんぐり)の落ちる音が聞こえてきます。「静かな静かな 里の秋 お背戸(せど)に木の実の 落ちる夜は ああ 母さんとただ二人 栗の実 煮てます いろりばた」(唱歌「里の秋」)。「背戸」とは家の裏のこと。木の実の落ちる音が聞こえるような里の夜には涼やかな虫の音も聞こえたことでしょう。丹木の里では山法師(ヤマボウシ)に権萃(ゴンズイ)、辛夷(コブシ)の実が赤く色づいています。栗(クリ)によく似た栃(トチ)の実は灰汁(あく)抜きしないと食べられません。「文学の池」では彼岸花(ヒガンバナ)や萩(ハギ)が咲き、蓮(ハス)の実の上で秋茜(あきあかね)が羽を休めています。
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ページ公開日:2020年09月29日


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