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2020年12月14日

本学硬式野球部新監督に堀内尊法氏が就任 ― “人間野球”で目標の日本一へ!

12月12日(土)、本学硬式野球部の卒業生組織「光球会」の総会(オンライン開催)において、硬式野球部の新体制が発表されました。約37年間で通算679勝を挙げた岸雅司監督が勇退し、新監督に堀内尊法コーチが昇格しました。

堀内新監督は、愛媛県の松山商業高校でレギュラーとして活躍し、高校3年の夏の甲子園大会では準優勝に。本学硬式野球部では、4年次に主将として活躍し、チームを全国大会ベスト4に導く原動力となりました。また、高校・大学ともに日本代表に選出されました。1990年からは同野球部でコーチとして、チーム作りの中核を担ってきました。光球会総会の場で堀内新監督は、「岸前監督が築いてくださった『人間野球』の伝統を大事にし、一人一人がチームの主体者となり、野球部のさらなる発展のため、応援してくださる皆さんへの恩返しの思いで、『日本一』の栄冠にむかってチーム一丸で進んでまいります」と抱負を述べました。

第31回目となる光球会総会では、中嶋孝委員長の挨拶に続き、11期の牛牧徹さんが「人間勝利の野球部たれ」との学生時代の原点を胸に、教育現場で創意工夫しながら奮闘する様子が報告されました。来年よりプロ野球・巨人軍に入団する萩原哲前主将が、コロナ禍でも逆境を乗り越えてリーグ優勝、関東大会準優勝を勝ち取ったことを報告。映像上映に続き、津澤大星新主将が目標の全国制覇にむけて全員野球で戦う決意を発表しました。
各賞授与の後、福岡ソフトバンクホークスに所属し、今シーズンのパシフィックリーグ最多勝・最高勝率でチームの日本一に貢献した石川柊太投手が登壇。石川投手は「今シーズンはコロナ禍で無観客開催など難しい状況でしたが、野球部時代の“心で勝て、次に技で勝て”の指針に立ち返ってプレーしました。その結果、チームのリーグ優勝・日本一4連覇に貢献できました。来シーズンも皆さんに勇気と希望を送れるよう頑張ってまいります」と述べました。

新監督の発表に続き、岸監督が37年間の監督生活を振り返りながら、「これまで600人以上の野球部員と関わらせていただき、選手たちと一緒に常勝チームの伝統を築くことができて本当に幸せで悔いのない監督人生でした。現役生、卒業生、みんなで堀内新監督、佐藤コーチの体制を支え、それぞれの場所で人間野球を貫いてまいりたいと思います」と述べました。
堀内新監督の抱負の後、最後に田代理事長が挨拶に立ち、「多くの野球部出身者がプロ野球や実業団、企業や教育現場など、様々な分野で活躍されています。新監督を中心に新たな伝統を築き、野球を通して人材を育てていってもらいたいと思います」とエールを送りました。

【新監督プロフィール】
・氏名:堀内 尊法(ホリウチ タカノリ)
・生年月日:1968年6月25日生まれ
・出身地:大阪府
<球歴>
・1984 年~1987年 愛媛県立松山商業高等学校 硬式野球部
・1987 年~1990年 創価大学硬式野球部
・1990 年~2020年 創価大学硬式野球部コーチ
<主な戦歴>
・1986年 第68回大会全国高等学校野球選手権大会出場 準優勝。全日本代表チームに選出。日韓親善高校野球大会出場、優勝。
・1990年 第39回全日本大学野球選手権大会 出場(主将)ベスト4。全日本代表チームに選出第19回日米大学野球選手権大会に出場、優勝。

【前監督の戦歴など】
・氏名:岸 雅司(キシ マサシ)
・生年月日:1955年7月24日生まれ
・出身地:山口県
<通算戦績>
・東京新大学野球連盟リーグ戦:679勝128敗9分
・関東地区大学野球選手権大会:24勝12敗
・全国大会戦績 全日本大学野球選手権:27勝22敗1分、明治神宮野球大会:7勝 11敗1分、通算:34勝33敗2分
※監督在任中の36年間で23名のプロ野球選手を輩出
<球歴>
・1971 年~1973 年 山口県立久賀高等学校 野球部
・1973 年~1984 年 本田技研工業(狭山市)硬式野球部 選手(内野手)
・1984 年~2020 年 創価大学 硬式野球部監督
<主な戦歴>
・都市対抗野球大会6回出場(補強選手1回)
・東京新大学野球連盟リーグ戦優勝46回(春季リーグ戦22回、秋季リーグ戦24回)
・全日本大学野球選手権大会 出場22回(ベスト4進出7回、ベスト8進出6回)
・明治神宮野球大会 出場11回(ベスト4進出3回、ベスト8進出2回)
・関東地区大学野球選手権大会 16年連続16回出場(優勝4回、準優勝4回)
・1990年 第19回日米大学野球選手権大会コーチ
・1991年 IBM国際野球大会コーチ(韓国)
・1993年 モスクワ国際学生野球大会出場 初優勝(モスクワ大)
・1994年 第23回日米大学野球選手権大会コーチ
・1998年 モスクワ国際学生野球大会出場 準優勝(モスクワ大)
・1999年 日本オリンピック委員会強化委員
・2000年 モスクワ国際学生野球大会出場(モスクワ大)
ページ公開日:2020年12月14日