1月3日（日）、第97回箱根駅伝（東京箱根間往復大学駅伝競走）の復路5区間（神奈川・箱根町～東京・大手町、109.6キロ）が行われ、創価大学駅伝部が初の「総合2位」（往路1位、復路5位）を飾りました。また、9区の石津佳晃選手（文・4年）が区間賞となる見事な走りを見せました。

往路トップの創価大学は、復路を2位の駒澤大学と2分11秒の差をつけてスタートしました。6区の濱野将基選手（文・2年）は標高差840ｍの山下りを安定した走りを見せ、区間7位で総合1位のまま襷を繋ぎました。2大会連続の箱根路となった7区・原富慶季選手（文・4年）は、区間賞にあと2秒と迫る区間2位の走りで、2位以下をひき離して平塚中継所に。襷を受けた8区の永井大育選手（文・3年）は初の箱根駅伝を堂々と走り、区間8位のタイムで総合1位のまま9区の石津佳晃選手（文・4年）に襷を託しました。区間賞を獲得した石津選手は、前回大会で同区を走った経験を活かし、序盤から勢いのある走りで最後までペースを落とさず鶴見中継所に入りました。襷を受けたアンカー10区の小野寺勇樹選手（経営・3年）は、最後まで諦めず大手町のゴールに向かっていく執念の力走で、総合2位の結果で前回大会の10時間58分17秒を上回る「10時間56分56秒」の記録となりました。

今大会を振り返り榎木和貴監督は、「選手たちは往路から想像以上の走りで頼もしく感じていました。最後は悔しい結果となりましたが、掲げていた総合3位以内の目標を達成できたので、前向きに捉えたいと思います。優勝のゴールテープを切れなかったことを次の課題として、出雲駅伝、全日本駅伝への挑戦を経て、箱根駅伝で優勝できると胸をはって言えるチームづくりに明日から取り組んでまいります。2日間、テレビの前からの応援ありがとうございました」と語りました。

田代康則理事長は、「選手の皆さん、2日間の激走、大変にお疲れ様でした。控えの選手をはじめ、スタッフの皆さんも、本当にお疲れまでした。目標としていた総合3位内となる総合2位ならびに、往路優勝、誠におめでとうございます！創価大学創立50周年の本年を飾る素晴らしい結果となりました。卒業生をはじめ、全国の支援してくださった皆様、テレビやラジオなどで大応援いただいた皆様、本当にありがとうございました」と述べました。

馬場善久学長は、「往路優勝、そして総合2位の快挙、大変にありがとうございます。『自分力の発見』を体現する選手の皆さんの執念の走りに、心より感動しました。選手をはじめ、２日間サポートにあたられた駅伝部、関係者の皆様、大変にお疲れ様でした。全国、全世界で応援していただいた皆様に心より感謝を申し上げます」と述べました。

皆様の応援、本当にありがとうございました。